旅と鉄道の美学

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【コラム】 最長片道 改め最長連続きっぷの旅 乗車券を見た方の反応 その3

 最長片道、改め最長連続きっぷの旅も真ん中の大船を過ぎて、半分を越えました。乗車券の裏面も入山瀬をもって途中下車印でいっぱいとなりました。ここで一回締めておきます。

 ●下車駅数:380

 ●下車印数:350

 ※稚内は含めず。新旭川駅代旭川及び塩釜を含める。

 

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 まず、無人駅でどうなるか?

 北海道の場合は、ワンマンばかりなので、運転士に乗車券を見せて途中下車していたのですが、新潟あたりにきて自動改札のある無人駅(時間外)が登場してきました。車掌も集札に来ないので、自動改札を利用するしかありませんが、補充券は改札機に入れるわけにはいきませんし、強行突破で不正乗車と思われるのも嫌です。

 

 そこで、インターホンで呼び出すのですが、説明が非常に困難なんです。

 どちらからどちらですか?と尋ねられるんですが、稚内から肥前山口で、、、あーだ、こーだ、って伝えているうちに、開けますので、出てくださいと。カメラがないんで、乗車券の確認しようがないんですね。おまえ乗車券見てへんやんけと思いつつ通過しました。

 まあ、これだけ理路整然と説明する客なので、不正じゃなさそうだという印象で通してもらった感じですね。

 

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 次に東北本線宇都宮線)では、なんと精算機のカメラのところに乗車券を置いてくださいとのこと。その手があったか。

 で、下車印ベタベタの補充券をおいたら、開けますので、どうぞと。

 経由が書かれた業務連絡書を見せてないのに通って良いとの返事。いちおう経由表も見せようとしたんですけどね。たぶん、ここでも矛盾なく説明する客だったので、問題なさそうだという印象で通してもらった感じですね。

 

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 さて、これだけ気持ち悪い乗車券になってくると、駅員さんも気を使ってきます。自分で押してください率が高くなってきますね。

 それに反応も決まってきます。

 まず裏面の下車印をみて驚く。

 表を見て更に驚く。

 いつから始めているのか?という質問が来るので、5/22からと言うとまた驚く。

 110日という有効期間でまた驚く。

 そして、連続で18万円なんですよというところで、また驚く。

 最後は、どこで作ってもらったんですか?と、何日かかりましたか?という質問が続きます。名古屋駅で、3週間ぐらいかかりましたと伝えています。

 締めは、オレはこんなの作れないやって笑われて終わり。

 

 こんな感じです。ローカル駅の待ち時間では、この乗車券だけでトークが進んで面白いですよ。国鉄時代によくいた鉄ヲタに優しかった駅員さんのような雰囲気の方がまだまだいてありがたいです。

 

 これから別紙に突入していきますので、改札口で盛り上がりそうです。

 

 なお、途中下車印でいっぱいになったら発行替が必要なのですが(基準規程144条4項)、このことを言ってきた駅員さんがもしいたら、相当勉強していると思います。

 

www.estoppel.jp

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