とりあえずこちらを見てみてください。
どういうこっちゃねん?って思う方もいるでしょう。
答えはこちらです。
尾道→新尾道をバスで移動しています。最長連続きっぷの旅で少し時間があったので、せっかくならと新尾道をまわってきました。必要なのはバス代と特急券代だけです。
なぜ、こんなことができるのかというと、選択乗車区間だからです。岩国→尾道を選択した後で、新尾道→三原を選択するとこのような変なルートで移動できます。その際に新尾道で改札を入った後にまた出ると、途中下車扱いになるのです。
選択乗車のからくりはこちらです。
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営業規則研究サイトである本ブログはここで終わりませんよ。
さらに裏技を追究し、途中下車印を増やす方法を考えてみます。
例えば、東海道本線経由の乗車券で、三島→静岡と進む場合ですが、先に吉原まで進んで途中下車します。
その後、吉原→三島の往復乗車券を購入し、三島にもどって新幹線に乗ります。復片(三島→吉原)+すでに吉原まで使用した乗車券の併用で選択乗車区間の片方である新幹線に乗るわけです。
これで東海道本線を単純に移動する場合に比べて、新富士の途中下車印を増やすことが可能となります。と、書きたいところですが、識者の方からちょっとまて!という意見が出てくるでしょう。
営業規則157条では、「2枚以上の普通乗車券又は回数乗車券を併用して使用する場合は、他方の経路に乗車中においては途中下車をすることができない」とあります。
アウチッ!って思った方、安心してください。これは選択乗車区間の中のことであって、新富士駅は選択乗車区間の終了駅です。だから関係ありません。
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なお、選択乗車区間における接続のための一時出場も存在します。その形でも新富士駅で途中下車印がもらえます。ただしこの方法はJR東海しか通用しないので、新横浜、新富士、岐阜羽島でしかできないです。詳細な説明は下記へ。