旅と鉄道の美学

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【営業規則系】 有楽町駅⇔東京駅(京葉線)乗り換えの秘技

 品川方面からやってきて京葉線に乗り換える場合を想定して解説します。

 東京駅で、人込みをかき分けて、京葉線地下ホームに行くときに長い長~い通路を通っていきますが、実は有楽町の方が近いんですよ。ただし、一部に屋根がない部分があるので、雨が降っているときはお勧めできません。

 上図のようなルートです。有楽町駅の京橋口で下りて、そのまま高架下を通って、東京駅2番出入口に向かうルートになります。

 では、実際のルートを写真でたどってみましょう。

 

 有楽町駅は京橋口で下ります。

 乗車券をそのまま自動改札機に入れてしまうと回収されてしまうリスクもあるので、有人窓口で申し出ましょう。

 

  ★  ★

 ここからは持っている乗車券によって変わります。考え方としては、有楽町・東京間を徒歩移動したという前提に立ちます。

 

1 神田方面から来た場合

 (1)大都市近郊区間内相互間の乗車券

 例えば、神田→蘇我までの乗車券を所持している場合ですが、下車前途無効なので、有楽町で降りたときに無効となり回収されます。駅名式の場合は区間変更という扱いになって神田→蘇我より神田→有楽町が安いのそのまま回収されて、追加運賃の支払いは不要です。

 ただし、頼み込めば、所持していた乗車券を無手数料で払い戻してもらい、神田→有楽町の運賃を差し引かれて戻ってくる可能性もあります。

 (2)大都市近郊区間を外れた乗車券

 例えば、越後湯沢→蘇我の乗車券などです。この場合は途中下車が可能ですが、経由駅である東京駅を通り過ぎているので、東京・有楽町間の運賃が別途必要になります。考え方としては東京・有楽町間について経路から飛び出ているという分岐乗車という考え方です。おそらく東京駅代[有楽町]という下車印を押してくれるでしょう。

 (3)ICカード乗車券の場合

 運賃計算経路がいったん有楽町で切られます。東京で再度、改札機にタッチが必要です。

 

2 新橋方面から来た場合

 

 (1)大都市近郊区間内相互間の乗車券

 例えば新橋→蘇我の乗車券をもっているときです。この場合は特例があって、特別下車が認められています。

 乗車券を有人窓口で見せると次のような案内がもらえるので、それをもって東京駅の特定の改札から入る形となります。もともと鉄道で移動するところを、徒歩で行っただけなので、追加運賃がかかるわけではないのです。

 乗車券には特に証明はありませんが、本来は特別下車に準じた扱いなので途中下車印を押すべきでしょう。

 (2)大都市近郊間を外れた乗車券

 例えば、静岡→蘇我の乗車券です。こちらも同様の取扱いです。この場合は途中下車ではないので、途中下車印は押しませんが、特別下車に準じた扱いから押すべきです。

 ※特別下車印の設置がない駅で途中下車印を押すことの問題はありますが、ここでは触れません(特別下車なのか途中下車なのかわからなくなる点)。

 

 (3)ICカード乗車券の場合

 こちらも同様の取扱いです。

 

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では、歩いてまいります。

 駅を出たら高架下の商店街を通っていきます。

 

 途中で屋根がなくなるので、雨の日は困るかも。

 

道路に出たところで振り返るとひょっこりと東京駅の入り口が現れます。

 

 降りていきましょう。

 

 しばらくいくと京葉地下八重洲口にでます。

 

 無人のことが多いので、インターホンで呼び出して入ってください。

 おしまい

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