これを知っている人は少なくなったと思います。自分で作れる本物の入場券、乗車券です。国鉄時代に旅行センター(※)で扱っていた企画商品です。
※旅行センターというのは、国鉄の部門の一つでツアーなどの旅行を扱っていた窓口で、主要駅に専用のブースや店舗を構えていました。JRになってからは「びゅうプラザ」になったり、JR東海ツアーズといった子会社に変化しています。
もうありませんが、これなら国鉄のどの駅(仮乗降場や臨時駅を除く)でも作れますので、無人駅の入場券を作ることができますね。企業の販促グッズにも使えますので、復活してもよさそうな気がするのですがね。
個人の場合は、規定金額×枚数(100枚以上)ですが、企業の場合は商用目的なので、1枚当たりフィー10円が加算されます。
ってか、このパンフに乗っている事例は片道乗車券で3600円。
100枚で36万円ですね。記念に配るにはちょっときつい。
まあ現実的なところでは、披露宴会場の最寄り駅からの乗車券などがいいでしょうね。私なら、本当に使って、乗り越しして区間変更券を購入してしまいます。
子供で最低70円なので、100枚で7000円。お年玉をかき集めたら、本物の自分用の入場券や乗車券ができてしまいますから、リアルの電車ごっこできますね。しかも、本当に乗れてしまいますし。
自分と同じ苗字の駅でオレの入場券とか作れそうですね。もらった方はだいぶ迷惑な代物でしょうけど。
こちらが実例です。
やはりこの駅を選んでますね。なお、個人名が入っているので、ぼかしいれています。
こちらは乗車券編。小児用とはなかなかセコイですね。
今これがあったら、YouTuberはこぞって作ったと思います。