旅と鉄道の美学

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【営業規則系】 真岡鐵道も距離制限なく途中下車できるのだ ||:3ミ

 最近ツイッターで情報提供があったので、確認しました。

 真岡鐵道島原鉄道と同様に距離制限なく途中下車可能です。

 これは久下田駅で下車した時の写真ですが、このことがわかっていたら、茂木まで通しで買ってましたわ。その後、真岡、益子とそれぞれ細切れに乗車券を買っていきましたので、ずいぶんと余計な運賃を支払ってしまいました。

 別に詐欺(民事上の意味)とはいいませんけど、営業規則にも載ってないわ、券売機の乗車券には「下車前途無効」とあるわで、だれも途中下車できるなんて気づきませんよね。本来、権利主張するのは旅客側なので、尋ねなかったあなたが悪いって言われたら、そうかもしれないですけど、いくらなんでもひどすぎじゃないですか。

 

せめて、各駅の券売機横に案内文ぐらい貼ってほしいですね。

 「真岡鉄道線内の乗車券は『下車前途無効』と表記されていても、途中下車可能です」と。

 現状だと、完全に闇ルールですよ。

 本来なら、券売機券の「下車前途無効」も誤表記なので、削除しなければいけません。

 

 真岡鐵道さんには、消費者契約の一つであることを自覚していただいて、企業のCSRの視点から改善を求めたいと思います。旅客の権利義務に関わるような情報は正確に発信されなければいけません。

 

 ちなみに、こちらは手売り乗車券の現行形式ですが、運用実態に即して下車前途無効を削ったそうです。以前の乗車券には入っていました。

 

  ★  ★

 

 では、同じような制度をもつ島原鉄道とどこか違うのか。

 乗車券の原則から解説します。例えば下館から茂木までの乗車券は、その所持人に対して該当区間の運送を保証する証票になりますが、久下田や真岡などでの乗り降りは自由です。その区間を運ぶという契約であって、途中で降りようが乗ろうが契約の範囲です。途中下車自由の原則といつもお伝えしている考え方です。

 島原鉄道はこの原始形態をいまも残していると言えます。明治の歴史が令和に生きているわけですね。

 

 しかし、短い区間でそんなことをされると、私のように途中下車しまくる人にいいように利用されてしまい実入りが少なくなってしまいます。昭和30年代や40年代は、出札窓口が込みまくるし、車掌も忙しいので、全区間の乗車券を一回で買わせる方針でした。これは国鉄も私鉄もおなじです。だから途中下車もかなり広範囲に認めていました。

 現代は、ICが多くなってきているので、乗り降りの都度、精算となっても事務手間は全くかかりません。なので、多くの鉄道会社では途中下車制度を廃止する傾向があるのです。

 したがって、営業規則上、明確にするため、途中下車前途無効である旨を記載しています。実態としては、原則がなくなって、例外が100%になってしまっているわけです。

 乗車券の「途中下車前途無効」は形式上、例外だからわざわざ書いてあるのです。

 

 きくと、真岡鐵道の場合は、現場レベルの運用で途中下車を認めているとのことです。確かに、真岡でキューロク館によったり、益子で窯元に行ったりする客が多いので、途中下車需要が多いのだと思います。しかし、こういった権利義務にかかわる部分は営業規則にきちんと明記しなければなりません。運転士や駅員の口伝でいいはずはありませんね。知っている人だけが得をするような闇ルールは望ましくありませんので、改善を求めたいと思います。

 

 少なくとも、ラミネートレベルでいいので駅には掲示して、ホームページには記載して、券売機券の文言は削ってください。

 

www.estoppel.jp

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