旅と鉄道の美学

鉄道を中心とした国内外の旅と切符など。リンクフリーです。

【国内旅行系】 最長片道 改め最長連続きっぷの旅 ルート公開

 乗車券の画像でルートは想像つくと思いますが、今後、実践される方のために行程表を公開しておきます。規則上、間違いやすい部分もあるので、注書きを加えています。これを出せば駅員さんのミスも防げると思います。

 

 まず、共通する注意点をお伝えします。ここは必ず読まないと間違えますよ。

 

1 BRTを経由するか?IGRを経由するか?

 現在は両方を経由する乗車券は作れませんので、どちらかを選択するしかありません。あるいはJRの鉄道路線のみで行うかです。

 また、連続乗車券にする場合は、IGRは対応していませんので、JR鉄道路線のみかBRT経由にするしかありません。

 

2 盛岡・一ノ関

 ここは東北新幹線東北本線を変更した方がいいかもしれません。私は営業キロが同じことから、スケジュールの関係上、新幹線を先に乗りますが、実キロだと、下記の通り東北本線を先に乗った方が距離が長くなります。

 盛岡→(東北本線35.3キロ)→花巻+新花巻→(東北新幹線14.5キロ)北上=49.8キロ

 盛岡→(東北新幹線33.4キロ)→新花巻+花巻→(東北本線12.5キロ)→北上=45.9キロ

 

3 小田原・三島間、静岡・豊橋

 この区間は、新幹線も東海道本線も選択できます。新幹線経由のままでも東海道線に乗れますし、途中下車もできます。実キロで見るなら、明らかに東海道線経由となります。

 ・小田原⇔熱海 新幹線18.7 東海道本線20.7

 ・熱海⇔三島 新幹線15.9 東海道本線16.1

 ・静岡⇔掛川 新幹線43.9  東海道本線49.1

 ・掛川⇔浜松 新幹線27.6  東海道本線27.8

 ・浜松⇔豊橋 新幹線35.3  東海道本線36.5

 

4 相生・東岡山

 下記のように差がありますので、ご自身のスタンスを決めてから申し込んだ方がいいと思います。

 ・山陽本線60.6キロ(営業キロ

 ・赤穂線:57.4キロ(営業キロ)・63.1キロ(換算キロ)

 私は、あくまで運賃が最大になる要素という視点から運賃計算キロを用いますので、赤穂線経由にしています。

 この区間は選択乗車が可能なので、赤穂線経由で乗車券を作っておいて、実際は距離が長い山陽本線経由で乗車するというイレギュラー方式もありうると思います。私は、赤穂線に乗ったことがないので、赤穂線を通ります。

 

5 三原・海田市

 個人の好みでしょうけど、乗車する際は、呉線の方が距離があるのでお勧めです。運賃はどちらを通っても山陽本線で計算されます。

 

6 西九州新幹線

 西九州新幹線の開業した2022.9.23からは、終着駅が肥前山口ではなく、新大村に変更になりました。江北(旧肥前山口)→諫早早岐→武雄温泉→新大村となります。

 

6 カーボン紙を挟んでもらう

 乗車券は出札補充券(特別補充券)で作成されますが、カーボン紙を挟んでもらうように伝えてください。乗車券のカーボン文字だけだといずれ薄くなりますので。

 

 【最長連続乗車券】

 連続1:肥前白石(もしくは大町)→稚内

 連続2:稚内肥前山口

 ●連続1と2は逆にはできません(ただし逆の順番で使うことは可能)。

 ●下記の経路は、BRT(気仙沼線)経由する場合の連続2用です。連続1は肥前白石もしくは大町発(大村線を逆方向でまわる)にしてください。

 

  【最長片道乗車券】

 稚内肥前山口(現:江北)

 ●逆方向は成り立ちません(逆にすると、肥前山口で切れてしまう)。

 ●IGRいわて銀河鉄道経由で片道とする場合は、次の2か所を変更してください。

 ・新青森→川部間を新青森→(新幹線)→盛岡→(IGRいわて)→好摩→(花輪線)→大館→川部に変更。

 ・一ノ関→気仙沼→前谷地間を、古川・小牛田経由に変更。

 ・高城町→松島→小牛田→古川→仙台を、仙石線経由に変更。

 

  【最長往復乗車券】

 稚内←→肥前白石(もしくは大町)

 ●発着駅を肥前白石か大町に変更して、肥前山口でぶつからないようにします。

 ●発着駅を逆にしても可能です。

 ●IGRいわて銀河鉄道経由とする場合は、片道同様に経路の変更をしてください。

 

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