旅と鉄道の美学

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【切符系】 有人全駅下車大作戦 京都丹後鉄道1(キップ関連)

 すいませんね~。キップの話2連目です。とにかく種類がすごいので、収集家向けに単独記事にしておきます。日本の鉄道会社で一番種類が豊富だと思います。昔の国鉄なみですね。無いのはC型(下記参照)ぐらいです。  

 

 

 ちなみに海外ではスリランカコロンボフォート駅が一番種類が多いと思います(下記参照)。

 

 

 京都丹後鉄道では、駅によっては貴重な収入源の一つになっているらしく、趣味の収集目的でも気軽に売ってくれます。更には、ついでにこちらもどうですか?と別の乗車券もアピールしてくる駅もありました。考えてみれば、商売なので、「ついでにポテトもいかがですか?」が、「ついでに準常備券もいかがですか?」となるわけです。

 

 興味のない方には全く面白くないでしょうが、デザインが独特なので、最後まで読んでみてください。いちおう一部の企画乗車券と団体乗車券、定期券以外は全種類をそろえたと思います。団体乗車券は2週間前に申し込みが必要でしたので、買えませんでした。

 なお、京都丹後鉄道の委託駅は年配の方が多く、字が上手なので、補充券も立派に見えますね。最近の若い駅員だと、字が下手な人が多いので、補充券の威厳をそこないますよね。若い女性駅員だと、女の子っぽい字が多いので、これはこれでかわいい補充券になってしまうし。 

 

  ●入場券(硬券

 

 まずはお決まりの入場券ですが、デザインが乗車券とそっくりです。

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 2日間で全て集めきりました。車ではないですよ。天橋立に1泊しながら、基本的に鉄道で移動しました(一部はバス)。

 頑張れば、鉄道だけでも1日で集めきれると思いますが、栗田(くんだ)と丹後由良は営業時間が朝と夕方なので、注意してください。

 営業時間はこちら→ 路線・駅のご案内 | 京都丹後鉄道(丹鉄/TANTETSU)

 

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 一番売れているのは天橋立で389、一番売れてないのは栗田の75です。栗田駅は営業時間が短いうえ、観光客も訪れにくいので、この枚数なのでしょう。

 

  ●片道乗車券(硬券・常備券)

 

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 上が自社線内用、下がJR連絡用です。接続駅は福知山ですが、ちょっとわかりづらいですね。このタイプで東京都区内ゆきなどがありますから、JR東日本の駅で降りた場合などは、駅員さんに本物の乗車券だと信じてもらえない可能性がありますね。秋葉原のデパート口などはデパートの警備員が改札をやっているので、ここで降りたら確実に不正乗車を疑われると思いますw。

 最初みたときは、ただのお土産券かと思いましたわ。これで新幹線とか山手線に乗るんですから、ちょっと滑稽ですね。

 だれか東京都区内ゆきを購入して途中下車をしまくってみてください。表裏ともに下車印で満タンにするのもありでしょう(新幹線経由でも東海道線に乗れます)。

 

  ●片道乗車券(硬券・準常備券)

 

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 業界用語で「準片」ってやつです。

 下車駅で切断するタイプです。JRでは、とうの昔にこのタイプはなくなってしまい、地方の私鉄に細々と存在するだけです。今回は弁天町まで購入していますが、最下段の断片の切断はなく、そのまま渡されました。

 っていうか、よく見たら金額が全部同じなので、準常備にする意味があるのか不明です。マニア向けにこの形にしているとしか思えません。それに福知山線までしか経路指定がない点は不十分ですね。都市近郊区間をはずれる乗車券なので、大阪環状線(内回りか外回りかも含め)を指定しないと本来の形ではないでしょう。ちょっと出来が悪いですね。

 

 

 ちなみに準常備券を張り切って売っているのは大井川鐵道です(下記参照)。 乗る客より乗らない客に向けて売っているようでした。

oigawa-railway.co.jp

 

 

  ●往復乗車券

 前の記事をご覧ください。

 

 

  ●自由席特急券

 

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 上から、自社線用常備券、自社線用準常備券、JR連絡用です。JR区間はB特急料金(Aより少し安い)の適用区間なので、B自由席特急券と表記されます。

 

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 JR用の自由席特急券の常備券です。網野などの一部の駅にあります。
 

 ●自由席特急券(新幹線)

 

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 新幹線の自由席特急券の常備券です。これも一部の駅にあります。名古屋と東京がありました。

 

 

  ●補充片道乗車券・補充往復乗車券

 

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 上が片道券、下が往復券です。一部の駅は券売機が故障している上、常備券の配備も少なくなっているので、このタイプを一般客に普通に発売しています。平成筑豊や肥薩おれんじなどもそうですが、最近は券売機の維持費を節約するために補充券を用いている鉄道会社が増えていますね。

 

  ●出札補充券

 

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 自社線用の補充券です。

 

  ●特殊補充券

 

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 こちらは区間変更券や複数名のまとめ売りなどに用いられます。

 

  ●料金補充券(自社・JR連絡)

 

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 自社線内の特急券とJR連絡の場合に発売されます。

 

  ●料金補充券(JR区間用)

 

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 JR区間だけを発売する場合に用いられます。地紋が違うのは、JR券の委託販売になるので、JRから冊子を支給されているからです。

 

  ●回数券

 

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 普通回数券と特急(特別急行)用の回数券です。特急用は6枚で、なかなか豪華です。

 

 

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 通勤ライナー用のライナー券です。

 

  ●手回り品切符

 

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 最近はコピーで作られたものや特殊補充券での発行が多くなっていますが、ここは荷札形式が残っています。委託の駅員さんでしたが、連絡運輸での手回り品切符の発行方法をよく御存じでした。 

 

  ●企画乗車券

 

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 これ以外もありますが、私が購入した2枚です。上は天橋立城崎温泉間を移動するための片道の企画乗車券です。おそらく天橋立着の乗車券や高速バスで到着した方の移動用なのでしょう。豊岡⇔城崎温泉間はJRですが、このような様式で発売されるのは珍しいですね。

 

  ●車内補充券

 

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 普通列車はワンマンが原則ですが、特急は車掌が乗務していて、このタイプを用いています。以前は車内補充券発行器(車発器)があったのですが、古くてバッテリーがすぐに切れてしまうため、手書きの補充券が復活したとのことです。最近は宮津天橋立マルスが置かれたことやJR区間から連絡乗車券で訪れる方が多く、車内であまり区間変更などの需要もなく、これで十分と言っていました。

 会津鉄道野岩鉄道などのように、他社線からの乗り越し客が多いわけでもないので、車発器の復活はなさそうです。

 

trains.willer.co.jp