いつもの国鉄バス好きの友人から写真が送られてきたので、掲出します。
我々の世代で、嬉野温泉駅といったら、こっちですよ。新幹線なんかじゃありません。
場所はここです。新幹線の嬉野温泉駅とは2.3キロ離れているようですね。元はJR九州バスの嬉野温泉駅です。現在は嬉野温泉バスセンターという名称で、祐徳バスと西肥バスも乗り入れています。
建物外観です。
この看板から察するに建物所有はJR九州バスのようですね。
建物財産標が確認できます。昭和45年築で、しっかりと「嬉野温泉駅」と表記があります。この当時は国鉄ですので、国鉄の自動車駅ということです。
なんとも時代が止まったような出札です。昭和40年代にありがちな堅牢な作りです。
つぎはぎだらけの路線図。右下の方には故種村直樹氏が最長片道きっぷで発駅とした竹下町の文字も確認できます。
さて、でました。スタンプマニアには垂涎物の「一枚のキップから」記念スタンプです。復刻版ではなく、モノホンですよ。自分の世代は「わたしの旅」ですが、一つ前の「いい日旅立ち」のさらに前のシリーズになります。これも国鉄の自動車駅であった証ですし、そもそも自動車駅に記念スタンプが設置されること自体が珍しいことだったのです。
印面を確認します。年季が入っている。バスセンターがなくなるまで残してほしいですね。
陰影です。いい感じにくたびれています。やはり記念スタンプはこうでなくちゃ。1977年のシリーズなので、48年たっているわけです。更新せずにこのまま残していただくことを希望します。
乗車券関連です。
なお、窓口氏は国鉄バスをよく知っている方でしたので、昔話を聞いてみるのもよういでしょう。
こちらは西肥バスの営業所です。1年ぐらい前に乗車券の発売をやめてしまったそう。
おまけに牛の岳バス停の写真です。やる気のなさそうなバス停が映えますね。