ブログの好感度を下げそうで気が引けますが、鉄ヲタとしては幸か不幸か、列車からの糞尿の飛散を経験しています。
一つ目は川で遊んでいたときに上の鉄橋を走っていた飯田線の列車から水滴が落ちてきたことです。今なら夏の列車から水滴が落ちてきたら、冷房の結露水だと思うでしょうけど、当時は冷房設備はないので、すぐに予想がつきます。
二つ目は踏切で待っていたときです。それ以来、踏切には近づかないようにしています。遮断機ギリギリで待つなんて、今でも怖くてwできません。
三つ目は電車の窓から顔を出していたときです。それ以来、弁当を食べるときは窓を閉める癖がつきました。一番ダメなのは115系(湘南色)が100キロ以上出して直線で走っているときですね。東海道線でひどい目にあいました。60キロぐらいしか出さないローカル線は安心です。
この話、いまはすっかりタンク式になっているので、平成生まれの人にはわからないでしょう。
やっぱりどうかと思うのは、定番の「停車中に使用しないでください。」という文言ですね。海外では見ないです。沿線との関係でみたら、寧ろ停車中の利用推奨ではないかと思うのですが、それだと駅が汚れますから美観や臭いの問題なんでしょうね。もちろん線路にきちんと落ちるように設計はしてありますがね。
長距離列車のトイレは、近郊区間を走る際は施錠されたという話もあります。それはそうですよね。スピードがそこそこ出ているので、高架下の歩行者にもろにかかるリスクがありますし。
ちなみに踏切上に固形物が落ちて、車のタイヤでペッタンコになっている様子もよく見ました。
何か気の利いた写真がないか探ってみましたが、これしかありませんでした。昭和50年代後半に京都駅でとった特急雷鳥のトイレです。黄色部分に排水口があるのでタンク式です。普通列車の場合は線路に落とすパイプがあります。
ということで、東南アジアはまだまだタンクがないので、十分注意していただくとともに、そんな風景も楽しんでください。インドの駅などはいろいろなものが落ちていますし、列車のスピードが結構出ていますので、窓から顔を出さない方が無難でしょう。
ミャンマーの列車のトイレです。思いっきり線路が見えます。
また、鉄道の博物館で旧型車両を見る際は、垂れ流しトイレも観察してみましょう。
もちろんお昼ご飯のあとで。
鉄道博物館にある冷凍貨車兼車掌車の垂れ流しトイレです。前後の風圧で地面に押し付けられるような構造になっていますが、脇に結構寄っているので、踏切では飛散しそうですね。
落ちるのはだいたいこのポジションです。昔はもう少しレール寄りでしたが、保線区員からのクレームでこの位置になったようです。レールのゆがみを確認するときにレールに顔を近づけますからね。