旅と鉄道の美学

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【鉄道施設系】 味のある駅シリーズ 仁山駅(函館本線) 最長片道 改め最長連続きっぷの旅

 「仁山高原に登ろう」という看板が印象に残っている元信号場ですね。

 国鉄時代からのマニアさんには仁山信号場という方が通りが良いでしょう。

 夏はハイキング、冬はスキー、しかも温泉宿もあって、1年中なんだかんだで観光客が絶えない駅だったと思います。でも、信号場なんですよね。私の個人的な推測ですが、次の記事に書いたように、ぼったくりが無くなると減収になるので、味をしめた国鉄が信号場のままにしていたんじゃないでしょうか(根拠なし)。

 ちなみにこの駅は信号所でしたが、乗車券を売っていました。そりゃそうでしょうね。観光客がわんさといるので、売らないと車掌が大変です。

www.estoppel.jp

 

 

 ということで、キハ40にて到着。

 

 

 

 ホーム側からの駅舎です。鉄道雑誌などでよく見るアングルでしょう。

 

 道路側からみた駅舎です。

 

 改札は当時の状態を残しています。

 

 残念ながら、出札窓口はつぶされてしまっています。

 

 事務所内は倉庫化しています。どうやら耐震補強をしてあるようですね。

 

 北海道にしては小ざっぱりしたトイレです。

 

 なんと3人分。やはり観光駅としての雰囲気が漂っていますね。ってか、見えちゃうじゃん。

 

 これ複線に見えますけど、単なる駅構内です。貨物列車の交換などが想定されているので、長い長い。軌道内から写真撮ってんだろ!って突っ込まんでくださいね。踏切上からとっています。貨物が停車したら、踏切は閉まったままですね。

 

 気になったのはこれ。随分と変な場所に中継信号機があります。大きくカーブしているからなんでしょうけど、なぜ、左が廃止されて、右が生きているのか?

 推測ですが、もともと左が下り本線の出発で、右が上り本線下り出発だったものを、下り本線の出発だけにしたときに見やすいように右の奴に変更したということなのでしょう。

 

 最後に貨物列車の通過シーンです。

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