旅と鉄道の美学

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【海外旅行系】 走るゲーセン 落ちぶれたセマウル号 (韓国)

 前から述べているように私は古いもの好きですので、韓国でもKTXではなく、わざわざ時間のかかるセマウル号を利用しました。そしてどの国でも食堂車が連結されていれば、必ず食べに行きます。セマウル号でもさっそく食事です。昼を少し過ぎただけなのにガラ空きでした。

  田舎のドライブインみたいなダルそうなウエイトレスの動きもGOOD。


 食堂車の写真で男性が1名写っていますが、ブラブラやってきて休憩している車掌です。「おお日本人ですか。」的なことを言ってドカンと腰をおろしていました。「イルボン」は聞き取れました。なんかもう、昔の呑気な国鉄の車掌みたいで、すごく懐かしい印象でした。

 昭和の夜行列車の車掌などは比較的時間があったので、いろいろと話し相手になってもらえて楽しかったです。夜行列車なのに車掌室に行って話し込んでいたものだから全然眠れなかったり。子どものときの良き思い出です。この韓国の車掌さんも話し込んだらおもしろそうだったのですが、そこまで韓国語ができるわけもないのであきらめました。

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セマウル号(くたびれ感が半端ない)

 口のしまりがなく、だらしなさそうな前面。連結器カバーがありません。それにディーゼル排気ガスですすけているので、更に老けて見えます。

 

 

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食堂車

 これで昼です。そもそも列車自体の乗車率も悪いですけどね。

 

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食事です

 ここで調理しているわけではないので、食堂車というよりイートインコーナー付の売店です。

 

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 さて、ここで終わっては本ブログの沽券にかかわります。そうです。メインの走るゲーセンの紹介です。よっぽど客がおらんのでしょうね。カフェはいいとしても、マッサージとゲーセンですよ。雰囲気は場末の旅館のロビーですわ。かつてのヒーローがここまで落ちぶれました。セマウル号が好きになりました。

 (撮影日:2008年8月)

 

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カフェ

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カフェ内部

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マッサージチェア

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ゲーセン