旅と鉄道の美学

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【鉄道施設系】 ヨに乗れるヨ キューロク館の魅力 (真岡鐵道・真岡駅)

 みんな大好きヨに乗れるヨ。

 SL運転日だけですけど、SLに乗るだけではなくて、車掌車に乗れるというのが隠れた魅力ですね。

 

 さて、下館から真岡駅に向かうと、こつ然と妙な建物が現れてきます。

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 左が真岡駅真岡鐵道本社です。右の二つがキューロク館です。微妙に不気味。

 

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 ということで、駅を出てすぐ右に「SLキューロク館」があります。

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 入り口に鎮座するのはスハフ44です。

 

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 中に入ってみました。きれいに清掃されていますので、駅弁を食べるのもいいでしょう。

 

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 国鉄好きとしてはこういった部分に注目してしまいます。

 

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 49671号機ですが、蒸気ではなく、圧縮した空気で運転するようです。油が垂れるので、青色のトレイがいくつも置いてあります。

 

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 ワフ15です。ワが有蓋車(屋根あり)なので、荷台を意味します。フは車掌室を意味します。

 

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 ワ11形です。ワムはよく聞きますが、ワだけです。軽いので、ワ以外がつかないのです。

 

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 ト1形ですね。通常、無蓋貨車’(屋根なし)の場合、「トラ」はよく聞くと思いますが、もっと軽いので、「ラ」がつかないのです。

 

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 みんな大好きなヨ8000ですね。車掌専用車だけなので「ヨ」です。こちらは展示車両ですが、SL運転日はもう1両の車掌車に乗ることができますので、窓から顔を出して車掌体験ができますね。

 貨物列車の車掌、やりたかったですね~。駅での監視や入換作業以外は暇だったらしいので、ずっと読書とかやってられたでしょうし。

 

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 執務机です。これに乗って駅弁を食べるツアーとかやってくれないかな。

 

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 右奥が灯油タンク、真ん中がストーブ、左奥がトイレです。いちど車掌車のトイレでオシッコしたいのですが、いまのところ実現できていません。

 

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 灯油タンクとストーブの説明です。こういうのをじっくり読むのが好きなので、見入ってしまいます。鉄道に興味のない友人と一緒に行くと不思議がられます。


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 DE10です。これも、もうすぐなくなってしまいますね。今のうちに各所で走っている姿をおさめた方がいいでしょう。

 

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 地方のローカル線でおなじみだったキハ20です。かわいた音がチープさを醸し出していていい感じの車両ですね。小学生のときに入場券を集めにローカル線を巡った記憶がよみがえります。

 

 音を愉しみたい方のためにリンクを貼っておきます。

www.youtube.com

 

 鹿屋市鉄道記念館では中に入れます。

www.estoppel.jp

 

sl-96kan.com