この区間はまったく同じ経路で、JR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の両者がしのぎを削っています。というか、仲良く運行しています。乗り比べ結果からいきますと、きわめて独断と偏見ですが、JR宮島フェリーの勝ちと致します。理由は常備の乗車券があるから。それだけです。乗り心地とか本数、スピード、サービス、接客態度など全くと言っていいほど同じです。
まあ、実践的な判断基準としては、青春18きっぷならJR、広電とのフリーキップを使うなら松大でしょう。
では、乗りレポにまいります。
こちらはJR宮島口駅。
こちらは広島電鉄の宮島口駅。
広電の方が近いですが、JRの方も歩いてもそれほどの差はありません。私は乗りつぶしの旅をしているので、JRで来て、広電で広島市内に戻って行きました。
宮島口桟橋駅です。JRと松大は同居しています。右寄りがJR、左よりが松大です。
こちらはJRの出札。
JRのフェリーです。桟橋の係員さんの動きが、指差し確認とか駅員ちっくでした。この辺に鉄道会社感がでているのでしょうか。
室内の客席です。平日の18時前の便ですが、私を含めて4名です。
オープンデッキです。
宮島駅です。わずか10分の船旅となりましたが、私にとっては人生で初めてのJR連絡船の旅です。年代的に青函連絡船と宇高連絡船は乗れませんでした。
こんどは反対で、左側がJR窓口となります。
乗車券関連です。
常備券はこの種類で小児用が他にあります。
船特有の物品有料持込切符です。とりあえず全種類購入しておきました。なお、補充券や団体乗車券があるようですが、通常は、出さないそうです。団体はまとめて払ってもらって領収書を見せてもらって乗せるそう。
JRへの連絡乗車券は券売機のみです。
右側が松大汽船の窓口です。券売機だけみたいです。
船は詳しくないので、JRとの違いが良くわかりません。
客室はこちらの方が若干、豪華かな。
ということで、乗りつぶしの旅をしている方は、往復で乗り比べをするのをお勧めします。
なお、宮島からは広島港などへもフェリーが出ているので、こちらを使って広島へ行くのも面白いかもしれません。