いつのまにかシリーズ化している駅近温泉宿です。駅から歩いて行ける距離にある温泉宿は便利なので、鉄道マニア兼温泉マニアの私としては、つい寄ってしまいます。ポイントは温泉+宿+駅近です。
今回は信越本線の上下浜駅最寄りの上下浜温泉です。近くに鵜の浜温泉(最寄りは潟町駅)があるのですが、駅からの距離と上下浜駅の雰囲気でこちらに決めました。第三セクターで運営されているだけあって、大手ホテルチェーンの温泉とはちょっとちがった雰囲気が感じられます。いろいろと手作り感があって素朴なんですよね。
とりあえず古くもなく、新しくもなく、可もなく不可もなくという感じです。値段相応ですね。こじんまりしていてのんびりできるので、大きな旅館やホテルでざわついている雰囲気が嫌いな私には合っていました。送迎はしてくれますが、晴れていたら、駅からのんびり歩いていくことをおすすめします。
昭和37年にできた駅舎です。
待合室内です。昭和46年までは有人駅だったようなので、あの狭い空間が駅事務室だったようですね。
券売機はなく、乗車駅証明書発行器があるだけです。
最近、甲信越から東北方面でよく見る無人駅のテレスピですね。本来は主幹駅を中心とした管内の業務用の電話なのですが、乗客用に使われています。ボタンをおして話すと、接続している電話機すべてのスピーカーから声が出てきます。一斉放送が可能な無線機の有線版みたいなもので、非常に便利ですよ。呼び出している相手が応じなければ、別の人が答えたらいいし、一緒に受話器をとった人は会話に参加できますしね。むかし駅で勤務しているときに使っていて便利なもんだな~って思っていました。
これも使ってみたいのですが、特に用事がありませんね。
宿までの途中に上下浜郵便局があります。
風景印を押してみました。ちょっとデザインがショボイな。
玄関は海とは逆に向いています。部屋数も多くないので、こじんまりしています。
目の前が浜になっています。
早朝にいったら10mおきぐらいに釣り人がいっぱいいました。
部屋は普通の10畳和室です。洗面とトイレもついています。
眺めはいいですね。
風呂ももちろんオーシャンビューですが、夜なので何も見えません。
10月に入っていたので、クーポン2000円分をいただきました。
1枚は、利き酒セットに使いました。越路の紅梅がうまかったです。酒好きってわけではないですが、最近、日本酒の味がわかる年齢になってきたので、温泉宿では必ず呑んでいます。家では呑みませんよ。
翌朝は特急に乗るために柿崎駅まで送ってもらいました。
有人駅でみどりの窓口もあります。
時間があったので、近所の頸城バスの営業所に行ってみました。
予想通りキップ売り場があります。
回数券しかありませんでしたが、200円がありました。立派なつくりの回数券です。
ということで、特急しらゆき2号にのってえちごトキめき鉄道の新井に向かいました。