旅と鉄道の美学

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【鉄道施設系】 味のある駅シリーズ 浜寺公園駅旧駅舎(南海電鉄)

  まずは現在の駅舎から見ていただきましょう。

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 どこかの物流センターか車庫のような外観に不自然な丸ポスト。看板が無かったら、どう見ても駅とは思えないですよね。超絶安普請です。

 

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 改札を入れば殺風景な地下通路。明るいだけ土合駅よりマシなぐらいです。

 

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 種明かしをすると、これです。現在、高架工事の真っ最中で、先ほどのものは仮の駅舎だったのです。

 

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 で、浜寺公園といえば、気になるのがこちらの旧駅舎です。

 

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 右側の入り口はステーションギャラリーになっています。昔は、優等列車の設定があって、優等列車の客の待合室として利用されていたようです。

 

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 はいったらまず、パンフをもらってみます。

 

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 このように古い写真が展示されており、浜寺駅をとりまく歴史がわかります。

 

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 こちらは裏側です。

 

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 以前の待合室部分は、オープンスペースになっていて、イベントなどに利用されることもあるようです。事務室だったところはカフェになっていますので、一服してきました。

 

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 旧出札口です。この形は一畑電鉄出雲大社前と同じですね。 

 

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 ちなみに最終的な完成図はこうです。ひさびさにカッコいい駅舎改築工事を見ました。ど真ん中に辰野金吾設計の駅舎を配し、機能美と歴史を同時に楽しめて、駅前も解放感があるので、壮観さが際立ちます。小さいながらも、旧駅舎の存在が負けていないところがいいですね。。
 8年後に完成のようなので、8年後に完成編を特集します。