どのような乗車券がいいのか?
この鉄道に乗ってから戻るという選択肢はもったいないです。室戸岬をまわってから高知に向かいましょう。
そのとき活用できるのが、「四国みぎした55フリーきっぷ」です。
私もこれが一押しです。徳島から室戸岬を通って後免まで行ったり来たりできて、どこでも降りられて、3日有効で、5000円ですよ。これしかありません。
更に、ここからが旅師流。時間がたつと消えてしまうようなマルス券なんて嫌だ!という諸兄に朗報です(熱転写方式を除く。)。阿佐海岸鉄道か土佐くろしお鉄道で購入すれば、常備券で入手可能です。
もちろん私も常備券で購入です。支援の目的もあって宍喰駅にお願いしました。とはいうものの、このフリーきっぷは入口が徳島か後免なので、宍喰まで行ってからでは遅いので、現金書留であらかじめ購入しています。券番が21番ということは、4月から20枚しか売れてないのでしょう。
なお、この乗車券は短期の企画乗車券ですので、終了してしまったら下記を選択してください。①後戻りできない、②2日しか有効期間がないという欠点はありますが、金額はほぼ同じです(5040円)。
では、順番にまいります。
牟岐線とは乗換となりますが、接続はとられていますので、写真を撮るなどしていると、ちょうど良い時間で発車となります。
前の方にいるのは保線関連の人です。乗客は私と鉄と思われるもう1名。
2区間しかないので、3パターンしかありませんね。
トンネルや山沿いが多いので、海はあまり見られません。この程度でした。
公団(鉄道建設公団)タイプなので、なんとも殺風景な外観です。ちなみに宍喰駅とかかれている部分はエレベーターです。
遠景です。街からははずれて建設されているので、周りにお店は少ないです。
改札風景です。レンタサイクルがあるので、昼飯を食いに行くのに借りればよかったと戻ってから後悔しました。
はやりの○○駅長ってやつですが、伊勢エビでは集客は見込めないのではないでしょうか。
牟岐と甲浦に向けてバスが走っていますので、鉄道と組み合わせると、効率的に各駅に寄ることができるでしょう。
随分と古い乗車券箱が鎮座しています。牟岐線のどこかで使われていた物の流用でしょう。関西・中国・四国方面で使われていた下から引き抜くタイプですね。
鉄カードをもらいました。
宍喰駅のキップ関係は下記の通りです。
珍しいのが、一時預かり切符です。この切符の設置がある駅で購入しようとすると、荷物の預かりで、最終的には戻してもらうべき物なので、上げることはできませんと言われます。しかし、売上がきつい阿佐海岸鉄道にとっては貴重な収入源なのでしょう。気軽に売ってくれました。というかHPにも載っているし。
まあ一時預かりをしてもらって、預けた物を客が放棄したと考えたら、この切符を客に渡したままでも理屈はあいますけども。。。
団体乗車券と回数券です。
こちらは特殊補充券。常備券の設置がない駅などに使います。
古いタイプのD型往復です。いまはありません。
こちらは車内で発売している乗車券です。
なお、阿佐海岸鉄道のHPはおもしろいですよ。マニア向けに商魂丸出し。見てみればわかると思います。
リンク⇒ 阿佐海岸鉄道 乗車券|
赤字続きで必死なんでしょうね。郵送でも小銭をかき集めようということなのだろうと思います。
宍喰温泉
近くに温泉つきホテルと道の駅があります。
国道沿いの風景です。
やがて、ちょっと派手な建物が見えます。これが宍喰温泉、リビエラししくいです。
こちらが道の駅です。ここまでくれば食料が手に入ります。
甲浦到着前です。前方にDMV用のスロープが見えます。
宍喰方向を見ています。
工事中のDMV用スロープです。
DMV用のスロープとリフォーム中の駅舎です。
スロープの先に、待合室と観光案内所があります。臨時のプレハブ小屋です。
奥の観光案内所ですが、時間外でした。ここでは、海部と宍喰までの大人と小人の計4種の乗車券が売られています。
あとで郵送で購入しました。
待合室内部です。エアコンが効きます。
電話の横にひっそりと記念スタンプあり。旅師は見逃しません。
プレハブの横にバス停があり、徳島バス南部と高知東部交通が接続しています。
ここからバスに乗り換えて、土佐くろしお鉄道の奈半利駅に向かいました。