群馬県の赤城山の麓を走る上毛電気鉄道です。私の世代で赤城山というと国定忠治ではなく、徳川埋蔵金伝説です。TBSで「ギミア・ぶれいく」という番組があり、その中の企画で、幕末に小栗上野介が隠したとされる徳川埋蔵金の発掘を目論むものでした。発掘している穴の規模が半端ではなく、毎回、さまざまな謎が出現し、なかなか興味深い話でした。結局出てないですけどね。
ということで、上毛電鉄の場所は下記の通りです。
今回も有人全駅下車ですが、中央前橋、大胡、赤城、西桐生だけです。
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西は前橋、東は西桐生で、JRには近づいているものの、接続していません。他社へは赤城駅で東武鉄道に接続しています。
前橋駅からは1時間に2本程度の連絡バスがでていますので、便利です。
このように独特の内装、外装です。区間が短いのでいいですが、木製のイスは長く座っているとケツが痛くなります。
フリーキップ
1日有効で1300円です。全線片道が690円ですし、なかなか往復するって話にはなりにくいので、ちょっと使いづらいですね。
むかしの大きかった駅ビルとはうってかわって、こじんまりとしています(2000年改築)。ここに高いビルを建ててもテナントは入らないでしょうから、このサイズでいいんでしょね。
券売機2台に有人窓口が一つです。日中は通勤通学客もまばらです。
基本的に券売機ですが、窓口でも手売りの乗車券類を売ってもらえます。ただし、特殊補充券は緊急や身障者割引用のため、普段は出しません。
おすすめのお土産ですが、残念ながら売り切れです。
改札からホーム方向です。奥が車庫になっています。
奥の車庫は登録有形文化財です。デキの姿も見えます。
左が上毛電鉄、右が東武鉄道の窓口ですが、どちらも上毛電鉄の駅員さんが対応します。
こちらが西桐生側から見た構内です。左に東武鉄道、右に上毛電鉄で、手前に連絡船があります。特急りょうもう号がとまっています。
券売機横の旧窓口です。今は使われていません。
セピア風の運賃表がいいですね。黒もいいですが、これも味があります。
これはトイレですが、駅舎とそっくりに造ってあります。なかなか味のあるトイレですよね。
両毛電鉄では、このように自転車を持ち込むことができますので、レンタサイクルを借りて、列車とともに移動するという方法もありですね。各駅ともスロープが増設されていました。
朝の通勤ラッシュ以外はほとんど持ち込み可能なようです。
キップ関係
上毛電鉄では東武鉄道との連絡運輸を行っており、このように補充券の連絡乗車券を購入することができます。ただ、101キロ以上あっても途中下車は出来ません。仕方がいので、浅草まで乗って、正直に申し出て無効印をもらいました。
下の物は硬券の特急券です。上毛電鉄の有人各駅では、東武連絡乗車券とセットであればりょうもう号の特急券の購入が可能です。
硬券関係です。右下の物はJR前橋となっていますが、JR連絡乗車券ではありません。冒頭の連絡バスにのって、JRの前橋駅まで通しで乗るための乗車券です。
自社線内の乗車券は補充券で統一されており、硬券はありません。
くたくたになったので、一気に浅草まで特急で帰ってきました。
相老で乗りましたが、全然乗っていません。北千住あたりで乗車率60%ぐらいでした。
車内で発売している特急券です。
こちらは車内補充券です。関東の主だった私鉄は車内補充券を廃止しているので、まだ残っているとは思いませんでした。