おすすめルート
まずは指宿枕崎線を乗りつぶすための推奨ルートから。
① 枕崎駅から加世田を通って伊集院にバスが出ていますので、旧鹿児島交通の跡をたどるのであれば、これが一番おすすめです。
② 同じく枕崎から鹿児島中央に向かってバスが出ていますので、これで戻るのも面白いと思います。
③ 山川港から大隅半島の根占港までフェリーが出ていますので、錦江湾を渡って日南線に行く場合は重宝します。次の記事で特集します。
個人的には①と③で迷ったのですが、枕崎駅での接続の悪さとフェリーのアングラ度合い(?)から判断し、③で移動しました。従って、今回の記事は山川で終わりです。
風変わりな乗車券(指宿レール&バスきっぷ)
鹿児島中央から枕崎へ往復する場合は、ちょっと趣向をかえて、鹿児島中央と指宿をバスにする方法があります。この乗車券ですと、特急も乗れますし、喜入や指宿で途中下車可能です。この乗車券と西大山⇔枕崎の乗車券を併用すれば全線乗れます。
もう忘れた方も多いと思います。昔の西鹿児島駅です。「西鹿児島」といえば、寝台特急はやぶさですね。小学生のころから一度行ってみたかった駅ですが、なんだかんだで今の今まで行けていませんでした。
発車時刻まで時間があったので、鰹弁当を食します。なかなか珍しいですね。
特急「指宿のたまて箱」
それでは乗りレポです。
リニューアルしてあるのは分かるんですが、キハ47だと、どうしても普通列車のイメージが染みついていてしっくりきません。昭和生まれの鉄ヲタには、国鉄車両のインパクトが強すぎなんですよね。
乗客は、2両で8名でした。このように海側を向いている席もあります。
リクライニング不可ですが、グループならここがいいと思います。
こちらはフリースペースです。
2両目の状況です。
子供専用席です。
カップルの場合は、海を向いている席がおすすめです。一人だと、さびしいのでおすすめしません。私も予約時にマルスの画面を見せてもらって、カップルらしき二人組が予約している様子だったので、この席は避けました。
売店コーナーとトイレですが、トイレとの配置がどうも気になる。ここは洗面台にすればよかったのではないでしょうか。
桜島です。本日は穏やかな様子です。
同じく桜島です。
指宿に到着しましたが、乗換時間3分のため、改札外にでる余裕はありませんでした。即、山川行に乗り換えです。
乗客はオレのみ。
枕崎からきて、山川まで一駅だけ戻る列車です。たまて箱を指宿に留置するために戻っているだけかもしれません。この手のサボは地方でよく見るのですが、マニア以外は間違えるんじゃないかと思うんですけどね。
このように6分30秒だけの運行です。
山川駅に到着しました。
小学生のときの鉄道本でよく見た風景です。何も変わらない姿がここにありました。
乗務員宿泊所。今は使われていないようです。
閉まっていますが、この日は土曜日でした。平日の16~18時営業のようなので、通勤通学客対策でしょうね。
ここからはバス情報です。
こちらは駅側のバス停です。
開聞駅行きのバスは西大山駅の近くを通りますが、県道からは少し離れています。
こちらは海側のバス停です。
フェリー乗り場のある山川桟橋へは池田湖行も通るので、結構な本数がありますね。
こちらはフラワーパーク行きです。
西大山駅にバスで行く場合(補足)
ここから先は本数が少ないので、バス移動も視野に入れていいと思います。ただ、バスは駅のそばは通りませんので、注意してください。
いちおう行こうかなって思って調べていたので、参考に挙げておきます。
指宿枕崎線の北側と南側を通るバス路線があり、どちらも山川駅を経由し、似たような距離ですので、時刻との兼ね合いで決めたらいいでしょう。
こちらは南側。最寄りのバス停は「徳光小前」です。池田湖行に乗ってください。
こちらは北側。最寄りのバス停は「利永」です。東大川行に