錦江湾を渡るには桜島航路、垂水航路の二つだと思いきや、もう1本ありました。時刻表には載ってないので、私も気づいてなかったのですが、たまたま楽天トラベルで指宿近辺の地図を見ていたら発見し、これがツウの行き方や!と思い、乗ってきた次第です。
なお、いまひとつの隠れ航路である指宿⇔根占航路は3月末で休止となっています。
このコースは何がいいかというと、指宿枕崎線に乗ったあとに鹿児島中央まで引き返さなくても、根占港から鹿屋をとおって志布志に抜ければ、そのまま日南線に乗れることです。わがブログの読者の方は、わかっていらっしゃると思います。できるだけ引き返さない旅!これが一番効率がいいのです。
ちなみに枕崎には、鹿児島や伊集院からバスが出ていますので、それを使う方法もアリですね。伊集院からなら、かつての鹿児島交通の路線跡をたどれます。
それでは山川駅から順番に。
山川駅から山川桟橋は上図の通りです。
山川駅です。風情があって国鉄時代から好きな駅です。ちなみに有人なので、手売りの乗車券があると思います(訪問日は休みでした)。
眼前に港が確認できます。
駅前にバス停が二つ。
鹿児島交通の山川桟橋行きです。ちょうど良い時間がなさそうだと思って歩いて行ったのですが、今、写真を再確認して、ガーン(ちびまるこ風)。池田湖行が山川桟橋を通るではないか!私としたことが。。。
なので、特急「指宿のたまて箱5号」に乗ってくると、すごくいい感じの接続になりますね。鹿児島中央1356→指宿1449/1452→山川1458/1522→山川桟橋1526/山川港1600→根占港1650/1714→鹿屋
参考にフラワーパーク行きです。
さて、ここからは徒歩での記録です。
ここを左に。
道の駅を通り過ぎて。
山川港に到着。到着便に備えて鹿児島空港行きの高速バスが停まっています。
こちらがバス停
開聞駅行が山川駅を通ります。山川駅の先は、西大山駅付近も通るので、フェリーを降りたら、バスで西大山に向かうのもありでしょう。 ただし、国道ではなく、県道を通るので2.5キロぐらい離れています。
こちらは鹿児島空港行きの高速バス。
待合室で、奥が出札です。
ふぁ~、がっかりな乗船券。硬券は期待してなかったですが、コンビニレベル。まあこんなことでがっかりするのは切符収集家だけですけどね。
記念スタンプあります。
2Fの待合室が展示室に利用されています。乗客の減り具合が如実に表れています。
内部はこんな感じです。中途半端感が。。。
根占港からこれから乗り込む船がやってきました。
それでは乗り込みます。乗客も少ないので、人道橋は使われていません。
車両甲板の上に客室があるだけです。
車両が1台、乗客は3名。乗組員3名。
根占港を目指します。
振り返って、ちょっと蝿っぽくとってみました。正面に見えるのは開聞岳です。
根占港に到着。
やる気のなさそうなバス停。これ現役ですよ。いい感じです。
これまたやる気のなさそうな時刻表。水がしみ込んで、劣化具合がグーです。
定刻にやってきた鹿屋行に乗り込みます。
しばらくは錦江湾沿いに走りますので、こんな感じの風景が続きます。
★ここがポイント!
鹿屋市鉄道記念館に行く場合は、終点の一つ手前の「市役所前」で降りてください。