この記事は2階編です。
まずは腹ごしらえから。「日本食堂」との看板が目に入りました。そうです。年配の方にはおなじみだと思いますが、聚楽とならんで日本の食堂車を運営していた会社です。そうなると、ここに入るしかありません。
線路が見える席と、食堂車チックにした席があります。
とりあえず「食堂車のビーフカレー」が良いでしょう。よく考えたら10年前と20年前に行った交通博物館でもカレーを食べていました。
写真には写っていませんが、サラダもついています。カレーより飯の方が旨かったです。
期間限定の展示がありました。
鉄道公安官の装備です。ここまで展示するとはさすが交通博物館の流れをくむだけありますね。他との違いを見せつけます。でも、さすがに拳銃はないか。。。
手錠です。これはときどきショップで売られていますね。なお、鉄道公安官についてはドラマなら「新幹線公安官」(実情とだいぶ違います。)、漫画なら「グランドステーション」が良いでしょう。「さすらい刑事旅情編」は鉄道警察隊の話になります。
グランドステーション?上野駅鉄道公安室日常?(1) (モーニングコミックス)
- 作者: 池田邦彦
- 出版社/メーカー: 講談社
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グランドステーション?上野駅鉄道公安室日常?(2) (モーニングコミックス)
- 作者: 池田邦彦
- 出版社/メーカー: 講談社
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史実に基づいたものは下記の本が良いです。
鉄道公安官と呼ばれた男たち―スリ、キセルと戦った“国鉄のお巡りさん” (交通新聞社新書)
- 作者: 濱田研吾
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むかしのワイヤーで信号やポイントを操作していた時代の写真です。
初期の機械化された場面です。マルスではないようです。
むかしの出札内です。硬券がたくさんあって面白そうです。
これは面白いです。戦前に通信手段が絶たれたことに備えて伝書鳩を飼っていたようです。仙台鉄道管理局と名古屋鉄道管理局で各500羽もいたそうです。
常設展示のコレクションギャラリーです。20年前もありましたが、内容が充実していました。
ちょっと小ぶりな乗車券箱です。
何気に「1234」と「1111」が並んでいました。ただし「1111」は入れ方が逆です。
警戒看板発見。大井川鉄道のグッズにあったやつです。
これは交通博物館時代からあった説明看板だと思います。結構複雑で大人でも理解するのは時間がかかると思います。私の小学生時代の図鑑にはこれの説明が載っていましたが、小学生では仕組みがきちんと理解できませんでした。
日本最古の通票閉塞器です。
昔のマルスです。初期ではありません。小学生のときに豊橋と飯田の駅で見て、硬券と手書きの窓口より妙に近代的なイメージをもったものです。この機械をつかったみどりの窓口体験がしたいですね。
なお、机上の穴がいっぱい開いているところは、全国の主要な駅が明示されたアルミの板で、それをパタパタめくるようになっています。そして該当の駅名にピンを指して発駅と着駅を確定させる仕組みです。
横にあった操作風景の写真ですが、私はその奥の乗車券箱の壮観さに目を奪われますね。300種近くあります。これぐらいの数は、中央線の辰野駅で一度見たことがあります。
上に書いた特別展示は冊子になっているので、売店で買われるとよいでしょう。
お土産はいろいろありますが、気になったこれだけ挙げておきます。上のヘッドマークネクタイはほしいですが、チョイださなので、つける場面が微妙です。
下のスイカペンギンネクタイなら仕事にもつかえそうです。たぶん初日で女性スタッフは気づくと思います。1200円なら2本とも買ったのですが。
以上で鉄道博物館特集は終わりです。鉄道好きの方は半日だと時間が足りなくなると思います。