旅と鉄道の美学

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【国内旅行系】 えちぜん鉄道(勝山永平寺線:勝山→福井)(福井県)

 福井県の恐竜の町から永平寺近くを通って福井駅に至る「えちぜん鉄道勝山永平寺線」の乗車記録です。

 

  勝山駅 

 

 1974年までは越前大野まで延びていましたが、現在はここが終点です。なお、越前大野駅まではバスが走っていますので、福井駅にもどるのではなく、バスで越前大野に行ってから越美北線に乗ると効率がいいでしょう。

 

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 これは今回の写真。

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 こちらは2008年6月の写真です。

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 恐竜がいることからわかるように近くに恐竜博物館があります。

www.dinosaur.pref.fukui.jp

 

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 留置線に機関車と貨車が展示されています。

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 デキ6の内部です。いろいろと面白そうなものがあります。

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 青色の閉塞器が気になりますね。あれはたぶん小坂鉄道で展示されているものと同じ大同信號のD型閉塞器ですね。これは近くで見たかった。

 

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 こちらは無蓋貨車のト61です。 

 

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  福井駅方向から構内を見渡しています。3線あります。

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 ホーム側の駅舎です。

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 手売りの乗車券はこんなもんです。あとはすべて機械発券。
 
 

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 こちらは京福電鉄時代の乗車券と入場券です(平成10年)。このときは車で金沢まで行く途中で、弟に乗っけてもらいました。
 

 

  山王駅

 

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 日中は無人のようです。

 

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 なかなかの草具合です。Nゲージで再現するにはちょっと大変そうです。

 

  轟駅(どめき)

 

 

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 無人駅です。 

 

  光明寺・下志比間

 またマニアックな話ですみません。なんとなく車窓を見ていたら、アラジン塗油器を発見したので、お知らせしておきます。列車が通過したときに自動で油が噴き出すようにしてあって、車輪に吹きかけることで、レールとの摩擦が軽減される原理のようです。摩擦音の軽減とレールの劣化防止が目的です。

 日本の鉄道では神戸電鉄での設置が一番多いと思います(私の体感です。)。

 

 ぼーと見ていて、写真は撮り忘れたので、グーグルマップを貼っておきます。

 

 

   

  永平寺口駅

 

 ここは駅舎が二つあります。

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 こちらは旧駅舎。現在は、地域交流館に利用されています。線路がさびていることでお分かりのように、かつて営業していた永平寺まで行く永平寺線の発着ホームです。なお、この駅舎は登録有形文化財です。

 

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 こちらは現在使われている駅舎で

 

  松岡駅

 

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  こちらも登録有形文化財です。

 

   越前島橋駅

 

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  福井口駅 

 

 ここから急に雰囲気が変わります。

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  福井口駅に入る手前で高架にが始まったところです。

 

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  福井口駅手前です。右からくるのは三国芦原線となります。

 

  福井駅 

 

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 高架の行き止まり式1面2線です。右は建設途中の新幹線です。

 

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 駅正面ですが、電車が飛び出してきそうで、ちょっと気になるんですよね。

 

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 待合室のベンチには恐竜さんが鎮座していますが、インパクトありすぎです。小さい子供は怖がるでしょうね。

 

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 あわてていてピンボケしてしまいました。このエントランス、造りは立派なのですが、メンテナンスに金がかかりそうです。照明はおそらくLEDなので、交換費用はよいとしても、清掃はやはり大変そうです。職業柄そちらが気になります。

 

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 これは車止め部分なのですが、ちょっと貧弱なので、不安です。2002年に同じような造りの名鉄新羽島駅オーバーランして運転席部分が飛び出た事故がありましたが、ATSと既存のブレーキを信じるだけで本当に良いのでしょうか。いちおう速度照査式のATSはあるようですが。

 特に前の京福電鉄ではブレーキ故障による正面衝突事故(現永平寺口駅)があり、不安を感じます。なお、その後、当該車両は使用されず、ブレーキの機構も改善されていますが、緩衝器がほしいところです。

  ※新羽島駅の事故は雪が原因でした。