最近はスタンプになってしまいましたが、むかしはキップにハサミを入れていました。専門用語で鋏痕(きょうこん)ってやつです。まだ地方の私鉄やフェリーなら残っていると思います。
私は以前に駅員をやっていましたが、その駅ではスタンプとハサミの両方があり、どちらを使ってもいいので、ハサミを愛用していました。カチャカチャ切りたいのですが、自動改札が普及しているため、精算の降車客しかやってきません。素早く切る腕試しがあまりできませんでした。
さて、関東圏は不正乗車防止のため、この形は相当な種類がありました。しかも大きな駅では時間や日によって変えたりもしていました(※)。
※臨時で使用される予備鋏については下記の第12話「誤乗」を参照。
さて、前置きが長くなりましたが、表題のとおり独断でランキング付けをします。現在、過去のキップを整理中なので、もっとかっこいい形がでたら追記します。
① 秋葉原駅
初めて東京にでたときに最初に降り立った駅なので、思い入れがありますね。大垣夜行で来て、やることがないので、交通博物館が開くまで駅前のベンチで寝ていました。
この駅は、新宿の京王口とならんで、だいぶ後までハサミを使っていたと思います。記憶からすると、2000年ぐらいはまだ残っていたのではないでしょうか。
もっとも秋葉原といっても、JRの駅員がいる窓口ではなく、秋葉原デパート口の方です。ここはデパートの警備員さんが駅員さんを兼ねていて、当時は自動改札もありませんでした。PCのパーツなどを買いにいったら、1Fでキジ丼を食べて、デパート口から電車に乗るのが私の中で定番化していました。サザエさんの家(エンディング)型です。
下の伊豆高原駅は秋葉原の反転タイプと思いきや、ちょっとちがいます。
② 鎌倉駅
東南アジアにありがちな仏塔のような形がなごみますね。この形が決まったのは相当昔だと思うのですが、決めた人はセンスがありますね。鎌倉っぽいですし。
どれも王冠ということでノミネートしました。デザイン的に真ん中が少し飛び出ている三峰口がよさげですね。