旅と鉄道の美学

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【鉄道施設系】 味のある駅シリーズ 津軽線・三厩駅

訪れた感想。令和版十勝三股駅ですな。

 

場所はこちら。津軽半島に延びている津軽線の終点である三厩(みんまや)駅です。

このまま蟹田以遠の旅客扱いは廃止になるでしょうね(貨物があるので路線としては新中小国信号場以遠の廃止)。

 

 

駅舎です。右に止まっているのが代行バスです。来るときは、帰宅の高校生が3名乗ってきました。戻るときは、私のみ。運転士さんの話では、マニア的な人がパラパラ来るぐらいで、鉄道の復活はまずあり得ないだろうということでした。

奥からの風景です。駅自体が町から離れていて、なんとも侘しいたたずまいです。

 

地図を見てわかるように街から離れているんですよね。SL時代によくあった蒸気機関車への警戒で街から遠くに駅が置かれたのでしょうか。

 

普通に営業してそうな窓口ですが、無人です。

 

油川駅無人化の掲示です。奥津軽いまべつの駅も案内してあげれば親切なのに思うところですが、他社に売り上げをとられてもってところなのでしょう。

 

奥がトイレになっています。清掃も行き届いているし、こざっぱりしている印象ですね。

 

ホーム側から駅舎を見ています。この辺が十勝三股を思い出させる寂寥感でいいんですよね。

 

蟹田方です。信号もなく棒線行き止まりなので、左の線路は使われてないか、保線用です(たぶん横取り装置で入線とおもう。)。

 

駅舎方向です。ホームが舗装されているし、柵が新しいので、それほどくたびれ感がないですね。

 

まだまだ立派な乗務員休憩室です。

 

最後に終端部の写真です。