ここから先は廃止対象ではありません。実際に列車が走っている鉄道路線です。
小ざっぱりした駅舎です。有人駅風ですが、無人です。駅前に止まっているバスが静内から乗ってきた代行バスです。JR北海道バスの代行とちがって観光バス仕様なので快適でした。
むかしは出札があったようです。
待合室の風景です。きれいに清掃されています。
バスがついたときにちょうど苫小牧からの折り返しが入ってきました。列車は駅舎から離れた2番線に発着します。なぜ、わざわざ遠い2番線からの発着なのか運転士さんに質問したところ、明確な答えはいただけなかったのですが、おそらく出発信号機の関係だと思います。2番線には下り上りともに出発信号機はあるのですが、1番線には下りの出発信号機がありません。1番線用の場内信号機(苫小牧方向から構内に入るための信号機)もありません。
って思っていたら、スプリングポイントになっていて、2番線に固定されているので、こちらから発着するしかないようなことがネットに書かれていました。苫小牧からくると、自動的に2番線に入ってしまうので、1番線に入りようがないということですね。
ただ、鵡川以遠廃止後は1番線発着に固定すると予測されます。このままではバリアフリーの観点からも若干、支障がありますし、ここが終点であれば、信号機もなくせるでしょう。維持コストが安価なスタフ閉塞が登場すると思います。
スタフ閉塞は下記の記事を読んでください。
長いホームが無用の長物になってしまっています。
これは簡易委託時代の入場券です。様似と同様に小児断片がありません。
平日なので、8名ぐらいの乗客でした。私以外には2名がマニア風でした。
北海道の気動車は2重窓です。夏は見落としがちですが、注目点の一つですね。
手前がブラインドで、真ん中が内窓です。
そして外窓です。開けることもできます。
ちなみにこの駅から1キロほど離れた港から秋田、敦賀にフェリーが 発着しています。
工業地帯の雰囲気がでてきて、苫小牧っぽい雰囲気になってきました。海からの工場夜景が人気になりつつあるエリアですね。
昔は貨物も取り扱う広い駅でしたが、交換設備すら撤去されています。ホームから駅舎までの距離から貨物駅としての歴史が偲ばれます。
簡易委託化されたのが昭和59年4月なので、直前の入場券です。
ここから室蘭本線と並行しますので、なかなか豪華になってきます。
苫小牧貨物駅駅舎です。
苫小牧駅構内に入っていきます。
くたびれ感が感じられる駅舎です。新幹線が開通したら、ますます朽ちていくのでしょう。
ひっそりとしたカレー屋兼駅弁屋です。静内の駅弁は購入できなかったので、ここで購入です。
おまけ・・・南千歳駅
かなり原型近い「わたしの旅スタンプ台」がありました。ただし、スタンプ自体は変わっていますので、当時の台のイメージをつかんでいただくだけです。
ホームには駅弁の売店です。このタイプも最近はめっきり少なくなりましたね。国鉄な雰囲気の駅弁屋さんなので、写真をとっておきました。