旅と鉄道の美学

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【国内旅行系】 天竜浜名湖鉄道 駅舎のある駅全部いってきた 2 キップ編

 まずは国鉄時代のものから。

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 これ以外に二俣本町と宮口があったのですが、見つかりませんでした。

 

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 次は天竜浜名湖鉄道になってから最初に乗った時の乗車券です。

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 ちょうど新幹線の掛川駅ができたときで1周年記念の片道乗車券を売っていたので、これで完乗しています。途中下車は3回までできました。

 

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 では、現行品です。

 

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 入場券はこれだけです。掛川は連絡改札があるので、間違えないように(社)がついているのでしょう。 ※社=社線:JR以外の鉄道線を意味します。

 

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 硬券は、近距離と、豊橋、浜松、静岡などの売れ筋駅までがどの駅も置いてあります。ローカル線にありがちですが、発車間際に乗客がごった返した時に、窓口でも素早く売れるように置いていあるわけですね。年寄りは券売機は苦手ですし。

 

 

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 面白いのがこちらです。遠州鉄道にちょっと喧嘩売っているような乗車券です。西鹿島からの乗車券を天竜二俣で売っているのですが、ポイントは西鹿島駅遠州鉄道の管理ということです。西鹿島経由で浜松に行く乗客が多いので、その客が帰りに使えるように設置しているようです。西鹿島駅の出札や、帰ってきたときに天竜二俣駅での着駅精算の手間を省く目的もあるようですが、たぶん委託手数料の節約だと思います。西鹿島遠州鉄道の管理駅なので、あそこで買われると委託手数料を支払ないといないですからね。セコイというより涙ぐましい増収策とみるべきでしょうか。

 

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 硬券の設置がない駅にはこの補充券での発行となります。自社線用です。専用の手回り品切符はないそうで、これで発行されます。

 

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 こちらは連絡線用です。JRと遠州鉄道への連絡があります。JR連絡で101キロ以上あれば、天浜線でもJRでも途中下車可能です。ただし途中下車印の設置はありません。

 

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 特殊補充券です。同じ駅名があるので、岩水寺から遠州鉄道の岩水寺まで売ってもらいました。

 

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 最後に団体乗車券です。小口団体なら駅長承認ですぐ出してもらえます。