国鉄時代は嘉例川よりこの3駅の方が有名でした。スイッチバックにループ線と峠越えと見どころが満載ですからね。
場所は上図の通りです。真幸だけ宮崎県です。
現在は災害で運休中ですが、各駅を訪れるには特急「いさぶろう・しんぺい」がお勧めです。メインどころの駅で長時間停車があるので、効率よく途中下車できます。
無人駅の場合は列車を降りたときが途中下車だから、特急を降りたら特急券が無効になるのでは?などと下衆なことを言ってはいけません。車掌さん公認の下車なので、単なる一時出場ですね。ってか、それがウリの列車です。
ちなみにもともと特急車両ではないので、乗り心地はよくないですよ。
無人になる直前に郵送で入場券を購入した記憶の残っている駅です。当時と雰囲気はまったく変わっていません。
駅全景です。長いホームが持て余していますね。この駅は紀勢本線の大内山駅とならんでホームの砂利が石庭のようになっていることで有名でした。こちらはまだ往年時の雰囲気気が残っています。
線路が途切れています。この駅はスイッチバックになっているので、列車はいったん逆方向に進みます。
簡単な掲示物があるだけであとはオリジナルなままです。
矢岳駅
こちらは普通の木造駅舎で、特に駅舎内に展示物などはありませんが、私はこちらの方が好きですね。当時の雰囲気がそのまま残っています。
やはりアルミサッシになっていないところがいいですよね。この写真だったら戦前といってもごまかせるとおもいます。
特に二つある出札口などは活気のあった時代を偲ぶことができます。
横に車庫に入れられたD51がありますが、普段はシャッターが閉まっていると思われます。
途中のループ線が見渡せるところで停車してくれるのでありがたいです。夏は草が多いので、ちょっと見づらいかもしれません。
旧下北交通(旧大畑線)の大畑駅は「おおはた」ですが、こちらは「おこば」です。
駅名板を隠されたら、矢岳との区別が難しくなるような駅舎です。
こちらはうってかわって名刺や切符ばかりです。幸福駅みたいですね。