旅と鉄道の美学

鉄道を中心とした国内外の旅と切符など。リンクフリーです。

【国内旅行系】 海も山も楽しめる。えちごトキめき鉄道 (新潟県)

 路線のネーミングが風流でいいですよね。

 日本海側の市振⇔直江津が「日本海ひすいライン

 長野方向に向かう直江津妙高高原が「妙高はねうまライン

 ひすいは、ヒスイ海岸に代表されるようにこのあたりがヒスイの産地なんで、はねうまは、跳ね馬で、妙高山に現われる雪の形なんですね。

 

  

  市振駅

 

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 会社の境界はこの駅ですが、列車、 乗務員ともあいの風とやま鉄道の泊からやってきます。

 

  親不知駅

 

 今回、一番降りてみたかった駅です。このあたりは、山が海まで張り出しているので、鉄道、高速道路、国道などがひしめいています。加賀の前田家が参勤交代で苦労したのが良くわかります。

 でも、高速道路や国道が無かった時代は、さぞ景色が良かったのでしょうね。

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 私の楽しいランチの時間が、右のコンクリート建造物一式に阻害されました。

 

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 右の切欠き区画は貨物用の引き込み線のあとでしょう。 

 

 

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 出札の痕です。

 

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 JRになっても平成6年までは有人駅なので、入場券も売っていました。

 

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 歩いてすぐのところに親不知郵便局です。高架の下にあって、なんだか寂しいですね。トワイライトが引退する時期は、撮り鉄さんたちがいっぱいいたと、局員さんが語ってくれました。

 

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 風景印あります。 

 

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 徒歩圏には道の駅などがあるので、途中下車して一服するのはいかがでしょうか。私のように駅弁を抱えてランチを楽しむのもよし。道の駅にいって食事をするのもいいでしょう。

 

  糸魚川駅

 

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 反対側に雪月花がいました。今年はなんと、JR大糸線に乗り入れるツアーが組まれていましたね。

www.echigo-tokimeki.co.jp

 

 駅の雰囲気は下記をご覧ください。

 

  交直セクション(糸魚川・梶屋敷間)

 この路線を走っているほとんどの列車が気動車ですが、交直セクションがあるので、コスト削減のために導入されています。交直セクションというのは交流と直流の分岐点です。両方を走れる電車は高級品なので、ディーゼルを導入しているわけですね。

 

deadsection.image.coocan.jp

trafficnews.jp

 

  筒石駅

 

 土合と並んでトンネル駅で有名です。下記をご覧ください。

 

  直江津駅

 

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 この駅はえちごトキめきの2路線に加えて、信越本線北越急行、さらに貨物も通るので、見た目以上にバラエティに富んだ駅です。特急しらゆきも通ります。
  

  新井駅

 

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 一緒におりた帰省と思われる中年夫婦の会話が聞こえてきました。「駅前が本当にさびれちゃってね~」という旦那さんの声です。たぶん高校生まではこの駅から通っていたのでしょう。そんなことを聞いた後で駅前を見たら、ますますさびしく感じます。

 

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 広い構内です。左は柿崎から乗ってきた特急しらゆきです。特急はここまでしか来ませんし、乗客のほとんどは上越妙高で降りてしまいます。

 

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 乗ってきた特急しらゆきです。

 

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  特急はここまでなので、後続の普通列車妙高高原に向かいます。

 

 二本木駅

 

 傾斜のために列車が停まれず、行ったり来たりのスイッチバックがある二本木駅です(SL時代の話です。今の電車なら何とかなると思います)。

 上越妙高から新幹線に乗らずに、この駅を通って長野まで下道で行ってほしいですね。まずは引上線への到着動画からです。バックする際に運転士が反対側に行くと思ったら、そのまま後ろを向いてバックしだしたので、引上線への到着しかとれていません。


えちごトキめき鉄道 二本木駅 スイッチバック

 

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 配線状況はこのとおりです。上の動画は右斜め上から入ってきたものです。


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 ホーム構造です。この先は行き止まりです。



  妙高高原駅

 

  ここからは、しなの鉄道となります。

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 見覚えのある形と思う方もいると思います。国鉄時代から残っている115系です。

 

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 乗り換え時間が短いので、改札を出る余裕もありませんでした。

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 最後にキップ関係です。

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 車内補充券です。左が今もの、右が以前の物です。いろいろと不都合があったようで途中で様式が変わっています。左の乗車券は市振⇒塩沢(えちごトキめき・JR・北越急行・JR経由)で、2日間有効なので、途中下車しています。

 

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 こちらは車内で発売されている自由席特急券です。JR連絡は売らないそうです。売れるような種類の券も所持していませんでした。