最近、サハリンに少しばかり人気が出てきてますね。参考のため、夜行列車で縦断した記録を報告しておきます。
(撮影日:2008年8月)
大事なことは、乗車前に食料とトイレットペーパーの確保!
まじで両方ないです。私の場合、海外旅行で大事なものは、一に命、二にトイレットペーパー、三に金、四にパスポートという先人からの教えを堅く守っていたので、このとき困ったのは食料だけです。アジアを旅している感覚で乗っていると何も食べられません。このときは途中で買うことは考えておらず、食堂車がついているものと思い込んで乗ってしまったのです。発車してから先頭から最後まで探検してみましたが、連結されているのは寝台ばかり。車内販売もない。途中の長時間停車の駅は駅員だけしかおらず、ひっそりとしたものでした。結局、終点のノグリキでお菓子を買うまで断食です。
なお、ノグリキ発ユジノサハリンスク行(南方向)はブズモーリエのホームで茹でたカニを買うことができます。
北行き。深夜のブズモーリエの長時間停車。何もない。
南行き。早朝のブズモーリエの長時間停車。茹でたカニを売ってます。
さて、食料に対する警告をしたとことで、乗りレポです。
ユジノサハリンスク駅。この駅が始発です。最南端鉄道駅のコルサコフではありません。
最上段。1列車、ユジノサハリンスク18:25発、ノグリキ8:25着。
2列車、ノグリキ19:10発、ユジノサハリンスク9:31着。
ユジノサハリンスク駅待合室
ブズモーリエ停車中の機関車。
ヨーロッパでメジャーなコンパートメントタイプが続きます。
お湯は手に入るので、カップめんがあるといいかもしれませんね。
コンパートメント内部です。特に汚くもないですね。
毛布が支給されます。8月でしたが、ノグリキに近づいたらちょっと寒くて毛布が役にたちました。
ノグリキ駅構内。乗り合いバスと2台程度のタクシーがまっています。
ノグリキ駅待合室。
出札口。東ヨーロッパのイメージのまんまです。
駅構内。荒涼感がありますね。サハリンの鉄道は、日本と違って貨物がメインなので、貨物列車の方がエラソウです。
ということで、ノグリキに朝着いて、何をするの?という疑問にもお答えしましょう。いちおう市街地に行ってブラブラする方法もありますが、温泉がいいでしょう。
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