海外旅行でたまった外貨の活用法です。タンスの肥やしにしても何も産みません。
私は学生時代に、東京から実家の愛知県に帰ろうかと思ったのですが、金が無かった時があります。既に春休みに入っていたので、定期券は終わっており、緊急の策としての払い戻しもできない。クレジットカードももっていない。
親に送金を頼む手段もあったのですが、大学1年でいきなり金の無心はプライドに関わる。
そうなると人間、知恵が湧いてくるものです。
部屋の中を探し回り、金目の物を探します。
確かに鉄道関連のグッズは新橋あたりのショップに行けば高値で売れて、新幹線に乗ることもできますが、手放したら二度と手に入らないものばかり。ローンで買った展示処分品エプソンPC-486(16万円)も手放すわけにもいかない。
そして、無造作にパンフなどと一緒にファイリングされていた金を見つけました。中国元です。しかし、当時は街中に両替屋などなく、銀行ではドルへの両替がかろうじてできる程度です。トラベラーズチェックがまだ人気で、中国もビザが必要な時代。
その後、ガイドブックなどをみて、両替が可能な場所を探しました。東京駅前の中国銀行のみ!です。中国地方の中国銀行ではない方です。
きちんとパスポートももって出向き、無事に両替できました。
手持ちの数百円と合わせて3000円程度の軍資金だったと思います。
それでも愛知県まではいけません。高速バスでもいけません。
そこで思い出したのは、新橋のチケットショップ。
ここで青春18きっぷのバラ1枚を購入し、無事に実家に帰ることができましたとさ。
基本的にコレクションするのでなければ、外貨は帰り際に日本円やドルに交換すべきでしょう。あるいは、そもそもクレジットカードを優先し、外貨を持たないようにする方法が有効でしょう。
なお、日本で両替できなくても、次の旅行でチャレンジしてください。
直接、その国に行かなくても、直行便をもっているとか、隣接しているとかで、目的の国の通貨に両替できる可能性があります。タンス預金のままにせず、持ち出すことをおすすめします(紙幣だけですが)。
両替所の前と通ったら看板を注視してください。この国でこの通貨両替できるんだ!という発見があります。
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さて、ここで終わらないのが、本ブログのウリです。
披露宴のご祝儀は一般的に割り切れない数字にすべきって言うではないですか。
でも、3万円や5万円だと割り切れるんですよ!
で、私の考えた手段はこれ。
結婚披露宴のご祝儀に潜り込ませる。
こうすれば、レートの関係でほぼ小数点以下の数字になるはずなので、まず割り切れないと思うのです。
新郎新婦を思いやる、真の割り切れないご祝儀なんですよ!
こうしておくと、新郎新婦にも印象づけられるので、「お前、よんだっけか?」ってならないし、何年後かにあっても、ネタにされることが多いですね。あとで聞くと、その後、生まれた子供の遊び道具になっているようです。
★結婚は新郎新婦もテンションが高いので、こういうアホなネタは使えますが、香典には使わないでください。割り切れない気持ちを表したと言えないことはないですが。。。
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そこで更に思いついた方法が、お年玉に潜り込ませる。こちらならコインも処分できますね。もちろん一般的な相場金額はきちんと入れた上ですが。
反応はまちまちのようです。
「日本で使えない金なんか入れんじゃねえよ!」的な現金なものから(直接は言ってこないですが)、「来年はどの国のお金がはいっているか楽しみ。」まで。
特に私の場合は、マニアックな国の紙幣を意図的に入れているので、その子が世界の地理や経済、政治に興味をもったら面白いなって思っています。
私自身も、切符に興味をもったのは、親戚のおばあちゃんから、回収されずに持ち帰った急行券をもらってからですし。急行券ってなんだろう???がスタートですね。