キップを集めていると地紋って気になるもんなんですよ。いまやICカードばかりでキップというものを手にすること自体が少なくなっていますが、キップを買ったときにはちょっと注視してみてください。
とりあえず伝統的な地紋から。
●国鉄
手売り券の地紋です。「JNR」と「こくてつ」とあります。「JAPANEAE NATIONAL RAILWAYS」の略です。
●JR
現行仕様です。間に「E」が入っており、これは東日本のEASTのEです。なお、北海道は「北」、東海は「C」、西日本は「W」、四国は「S」、九州は「K」です。
● 私鉄
かつてはあまり種類はありませんでした。メジャーな地紋を2種。日本民営鉄道協会加入会社用の地紋ですね。なぜ2種あるのかはよくわかりません。判明したら追記します。
「JPR」とあります。「JAPAN PRIVATE RAILWAY」の略です。
こちらは「PJR」とあります。「PRIVATE JAPAN RAILWAY」の略です。
ここからは、ちょっとオシャレ系に入っていきます。近年では、京都タンゴ鉄道がいい感じなのですが、物を持ってないので、後日追記します。
立山連峰と黒部峡谷がデザインされています。等級表示からもわかるようにかなりむかしからこの地紋です。
●井原鉄道
また黄色が派手ですよね。感熱紙なので、5年もすると文字は消えてしまうでしょう。
英語名がちりばめられている様子です。
●京都タンゴ鉄道
京都丹後鉄道鉄道の旧名称です。
●京都丹後鉄道
結構奇抜なデザインとなっています。下記を参照ください。
一時期、清流へのダム撤去問題で有名になった球磨川沿いを走っている鉄道です。
ちょっとわかりにくいですがKの文字と指紋みたいな図柄です。
個性的な地紋のさきがけみたいな由利高原鉄道です。
こちらは3枚買って地図が一致します。面白いですが、周りの色が濃すぎてわかりにくいですね。透かしにしたらよかったと思います。