旅と鉄道の美学

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【国内旅行系】 国鉄・松山高知急行線「なんごく号」の足跡を追ってみた

 今回はバス路線にはまっている友人の旅行記録です。

 まずは古い時刻表を見てもらいます。

 年輩のマニアさんはこの路線図ですぐにわかると思います。四国のドル箱路線だったJR四国・松山高知急行線をたどる旅です。

 

現在は久万高原までがJRバス、その先の落出を経て旭までが久万高原町営バス、最後が仁淀川町町民バスとなっています。

 

当時の指定券です。11時発で9号ですから、結構な本数が出ていたことがわかります。

 

  【松山】

 松山駅から久万高原行きのJRバスに乗車です。

 

 【久万高原】

 久万高原駅にやってきました。以前はこの先までJRバスが通っていましたが、現在はここまでです。

 

駅舎です。右がJRバス、左は落出方面に向かう町営バスのようです。

 

 待合室内です。空調も効いているので快適に待つことができますね。

 

 忘れずに土産物屋に寄ってみましょう。

 

 ぜひ購入したいのがこちら。

 土産用ですが、実際に使うことも可能なバスの乗車券です。ちょっと薄めの硬券です。

 

 「ごうかく」は国鉄時代から実在するバス停です。もともとは「郷角」なので、バッタモンのバス停ではなく、由緒正しいわけですね。

 

 こちらは国鉄バス時代の乗車券です。記念用なのでD型硬券になっています。

 

 【落出】

 

 かつての落出駅です。国鉄バス、JRバス時代は乗車券を売っていました。

 

 現在は町営バスの待合所になっています。先ほどのごうかくきっぷですが、この近辺でも販売しているようです、案内が出ていました。

 

 待合室風景です。

 

 さらに奥の待合室です。ここは有人駅時代に事務所だった部分ですが、いまはそのまま待合室になっています。寝転んで休憩できますね。

 

 駅前風景です。落出の名前のとおり急峻な谷にへばりつているようです。

 

 この先は、久万高原町営バスで旭まで進んで仁淀川町町民バスに乗り換える形です。ただ、この旅をした友人は時間がうまく合わなかったようで、タクシーと徒歩で補完しています。

 確かに検証してみると、まともに旅をしていたのではたどり着きませんね。

 松山駅8:30→(JR四国バス)→久万高原9:40/9:45→(久万高原町営バス)→落出10:13/落出12:30→旭12:57/17:28→(仁淀川町町民バス)→森17:50(おわり)

 

 【越智】

 こちらは「おち駅」とありますが、バス停(越智)の横にある土産物屋です。

 

 【佐川】

 ということで佐川駅に到着し、なんごく号の足跡をたどる旅は終了。

 

 【逆にたどる旅】

 今回、友人がたどった旅では、バスの時間があわずに途中をタクシーにしているようですが、逆ならうまくいくみたいです。佐川から逆にたどる場合のモデルプランはこんな感じです。途中の運行日が限られているので注意を要します

 佐川駅10:55→(仁淀川町町民バス)→森11:34/12:05→(仁淀川町町民バス※月・木のみ運行)→旭12:48/12:57→(久万高原町営バス)→落出13:02/14:50→(久万高原町営バス)→久万高原15:18/15:20→(JR四国バス)→松山駅16:30

 

 

www.estoppel.jp

 

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