これがなんだかわかりますか。

正式名称は私もわからないのですが、乗車券箱の中のホルダーです。マニアの間で硬券入れとか硬券差しとか言われるものです。

このタイプです。天王寺、大阪、福知山、米子の鉄道管理局管内と四国にあったと記憶しています。いまでも京都丹後鉄道(旧宮津線区間)や若桜駅、宍喰駅で確認できます。
それでは、構造に入っていきます。

上からの写真です。D型券がぴったり入るようになっています。A型とB型は間に板を差すことによって手前に持ってきます。

横からの写真です。

下からの写真です。下部に切り欠きがあるので、引き出しやすくなってます。
なので、売れてない券だと日焼けが目立ちます。

右側にうっすらヤケがあります。

こちらは飛び出た分だけ日焼けしています。