近鉄よりJRが好きな私としては、南四日市駅に寄ってから出向くこととしました。
あすなろう鉄道の泊駅まで1キロぐらいなので、この行き方もありでしょう。
ということで、小学生のときに一度降り立って以来の南四日市駅です。無人になっている以外は変わっていません。当時は、自動券売機だけがあって、窓口は閉まっているのが印象的でした。おそらく貨物扱いの駅員さんしかいなかったと思います。
乗ってきた列車がでてから、すぐに四日市発の伊勢鉄道の気動車がやってきました。車両は伊勢鉄道ですが、河原田まではJR区間になりますので、JRの運賃が適用されます。
まだ残っていましたか、伊勢線のゼロキロポスト。
もう自動券売機も無くなっています。
そして追分駅まで歩いてきました。泊駅の方が近いのですが、途中で郵便局に寄ったので、この駅まで来ました。
食券サイズの乗車券がでるだけの券売機がぽつんと置いてあります。
車両内部です。2列シートとはずいぶん豪華に思えますが、そもそも車体幅や天井高が一回り小さいです。
こちらを見ていただければよくわかると思います。そもそも線路幅も狭いのです。
あす「なろう」は「ナロー」で英語のnarrow=狭いというわけです。
では、日本にある軌間をみてましょう。森林鉄道とか、遊園地の鉄道などを除けば、下記の4種です。
●特殊狭軌 762mm 三岐鉄道北勢線、黒部峡谷鉄道など
●狭軌 1067mm JRなど日本の主流
●三六軌間 1372mm 京王、都営荒川線、都営新宿線など
●標準軌 1435mm 新幹線、近鉄など
このうち一番狭い762が該当します。
実際に走っている姿をみると、倒れそうですよ。
さらに台車が観察できるようになっています。他の鉄道会社では、事故時のことを考えると、ちょっと真似しにくいですよね。
終点の一つ、内部駅(うつべ)です。四日市とこの駅が有人駅です。
列車の入れ替えと掛け持ちでやっているようで、駅員さんも忙しそうでした。