学生時代は学食めぐりをよくやっていたのですが、社会人になってからは官庁の食堂めぐりみたいなことをやっています。前職が行政書士の事務所で、現在の会社では法務系も担当していて、官庁に行く用事が多いですからね。
よくばりなので、人生でできるだけたくさんの種類の鉄道や宿を利用し、たくさんの種類の食堂に入りたいという旅師の心情です。同じ予算なら、いろいろと経験した方が得じゃないですか～。
だから、昼食も、たばこが吸えてリーズナブルに腹が満たせれば十分というオッサンの昼とは違います。
さて、官庁食堂めぐりは、だいたい仕事のアポを14時にして、13時に食堂に入って昼休憩とセットで味合うような流れにしています。午後のアポは、アポ現場の近くで昼食にして、交通事情による遅れに備えるというビジネスパーソンの基本でもあります。
【官庁食堂めぐりの留意点など】
１ 11：50～12：45は避ける。この時間帯は半端じゃないぐらい混雑する。トップで入る手はありますが、後から押し寄せてくる客がうっとうしくて落ち着いて食べられません。
２ 13：00を過ぎると売り切れが多い。なので、12：40に入って、12：45に注文するのが良い。だいたい、12：40ぐらいで２回転目の客が引き上げ始めるので、ちょうどいいのです。
３ 営業時間は14：00までが多い。ただし、喫茶店を兼ねていれば16：00ぐらいまで営業していることもある。
４ オシャさや綺麗さは期待しない方がいい。逆にチープな感じを愉しむのがツウ。
５ 周辺の食堂より100円程度安い。
６ 食券が硬券のときがまれにある。昔は多かったのですが、最近はほぼ券売機に替わってきています。最近まで硬券があった世田谷区役所の食堂も無くなったみたいですね。
７ 入館申請が必要な場合あり。国家機関や警察系の建物に多い。逆に市役所はガバガバすぎて不安になる。
８ 季節のイベント的なメニューなどがたまにある。少し高く設定されているときあり。
９ 海に近い役所の食堂は魚が旨い。
１０ 店員さんがぶっきらぼう。これが逆に味がある。最近は残念ながら愛想の良い食堂が多くなっています。
ということで、この企画、最初で最後かもしれませんが、名古屋市編です。
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今回は、名古屋法務局に行く用事があったので、敷居が高かったとなりの愛知県警本部庁舎の食堂から攻めてみようと思いました。
愛知県警察本部
受付で出鼻をくじかれました。コロナの影響で部外者の食堂利用は禁止でした。ちなみに受付で申請用紙を記入しないといけません。白壁にある法務合同庁舎も同様です。法務省、警察系はガードが堅いですね。
地裁側ではなく、道路の反対側の高裁に入っています。
地下にあります。
本当に裁判所ですよね。なんとも殺風景な。
愛知県庁
こちらは食事というより建造物を愉しみながら迎えます。
リンク⇒ 愛知県庁舎 文化遺産オンライン
中庭風景です。
食堂に向かう通路です。残念ながら天井がきれいになっていますね。
14時を過ぎてしまったので、片付けに入っていました。廊下までディスプレイを出せるとは、裁判所に比べて規制が緩いですね。
横にある生協の売店は開いています。
郵便局も入っていますので、貯金をする方はお忘れなく。
個人的にこの界隈で一番好きなのは名古屋市役所です。
愛知県庁に比べて建物のバランスがいいんですよね。
正面玄関です。色合いとか、非常にバランスの良いリニュールがなされています。
階段はこの角度で見ていただきあいですね。ここでとったら、蝿写真いけると思いますよ。
食堂に向かう通路です。照明が減らされている上に、むき出しの配管。この無機質で不気味な雰囲気がいい感じです。
ちなみに私、古い物の方が好きな人なんで。大学受験の時も、小ぎれいなキャンパスが登場し始めている世代でしたが、古くて汚いキャンパスが好きで、選択基準の一つになっていました。
そして食堂入り口です。国立大学の理系の研究室に入っていくみたいです。
でも、さすがに中はきれいになっています。個人的には減点ポイントですけどね。
理容室もありました。今度用事があったら寄ってみようと思っています。
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営業時間外などでダメだった場合は、名城病院の食堂に行ってください。
この写真の最上階の突き出たところが、食堂です。
夕方まで営業していますし、何と言っても名古屋城見放題！ お城好きにはたまらない食堂ですね。
結論としては、名城病院の食堂が一番いいじゃないでしょうか。
