広島電鉄はマニア的にもいろいろと面白いので、終点や分岐駅を中心にまとめてみました。
広島駅
一般人ならここからまずたじろぎますよね。富山駅なみに複雑です。
ひとつ前の記事を読んでください。
的場町
広島駅をでて最初の分岐駅です。
ここは、広島港方面のホームが右手、紙屋町方面のホームが左手にあるので、乗換するには傘が入りますね。
皆実六丁目
さっそく気になったボックスです。一見、警察官の警備ボックスのように見えますが、ポイント操作を行っていた小屋で間違いないと思います。
十日市町の鳥の巣の方は無くなってしまいましたね。
交差点の全景です。
ここで、更にマニアな話題になります。通常、日中の列車は手前の線路を通りません。奥が広島港方面、右手が紙屋町方面、左が広島駅方面で、紙屋町方向と広島駅方向を結ぶ列車の設定がないからです。
わかりやすい動画があったので、引用しておきます。
それでは、分岐器マニアさんのためにもっとアップで見ていきます。
こちらのポイントは、列車が上から下の方向にしか来ないので、切り替える必要がないため、来る列車にあわせて自動で動きます。スプリングポイントのスプリングがない版ですね。自転車が転んだりしないように溝が狭くなっていますね。
こちらは、遠隔稼働するポイントです。横断歩道前の道路を横断している鉄板が操作装置の稼働部分です。
広電本社前
ここは道路を横断する引き込み線が観察ポイントですね。
もうすぐ昼なので、朝の通勤ラッシュから引き揚げた列車が並んでいます。
紙谷町
ここは駅がひしめき合っているのが魅力です。
この写真は紙屋町東駅から紙屋町西駅を向いています。左の方に本町駅があり、相互に乗り換え可能なことは直前の記事で書いたところです。
ここで、Youtuber向けに燃料投下です。
日本最短一周の旅です。残念ながら、車内で乗車券は売ってないので、日本最短一周キップの旅はできませんがね。団体乗車券ならあるので、買えると思いますよ。JRだと、神田→秋葉原→御茶ノ水→神田ですよね。
上図のように紙屋町西、紙屋町東、本通の3駅は交差点を挟んで東西南に位置しますので、紙屋町西⇒本通⇒紙屋町東⇒紙屋町西という日本で最短の一周乗車が可能となります(どこからスタートしても可)。運賃は市内均一の190円なので、このルートなら、本通を降りるときに190円を払って、乗換を申告して乗換券をもらい、紙屋町東で降りるときに乗換券を引き換えて、紙屋町西で乗換券を提出して終了です。
さすがにアホすぎなのでやりませんでしたがね。普通片道乗車券が存在したら、紙屋町西⇒紙屋町西で購入して、絶対やったと思います。
ちなみに現金やICカードで乗車している場合、山手線と同様に1周を超えると、不正乗車になります。あくまで紙屋町西→紙屋町西の片道乗車なので、1周したところで運送契約はいったん終了だからです。
フリーキップなら何週もできますので、広電で●●周してみたとかは可能でしょう。俺はやらんけど。
広島港駅
パッと見、どこかの博物館の公開展示みたいですね。古い車両も来るので、なおさらです。
こちらは京都市電からの移籍です。さまざまな種類の車両が見られるのも広電の魅力一つですね。大井川鐵道や富山地鉄と争えますね。
ここからは宮島までもフェリーが出ているので、宮島に行くのもよいでしょう。
ここに気づくのは私ぐらいだと思いますが、「入場券」の表示が目に入りました。もちろん購入しようと思って窓口を尋ねましたが、今は設置がないそうです。かつては桟橋に入るために置いていたのですが、いまは自由に入れるそうです。残念でした。
18時を過ぎていましたが、売店も開いていました。2階がレストランになっています。