旅と鉄道の美学

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【国内旅行系】 有人全駅下車大作戦 豊橋鉄道渥美線(愛知県) 後編

 大清水駅

 

 1988年の写真から。

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 これ看板は出ていますけど、駅より合体しているお店のほうが目立ちます。

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 裏側がひっそりと駅になっています。

 

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 渥美線で変わってないのはこの駅だけでした。いまでは一番の古参駅舎になってしまいました。

 

 杉山駅

 

 今回、再乗車したのはこの駅をもういちど訪れてみたかったからです。

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 まずは1988年の写真から。この当時から既に無人駅です。

 

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 現在、駅舎はありません。待合室があるだけです。

 

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 しかし、まだ簡易委託は健在でした。

 

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 本業は駄菓子屋さんですが、「乗車券委託発売所」の看板がしっかり出ています。収集家の血が沸き立つ瞬間ですね。

 少し前まで中学生らがだべっていて、ザ・昭和の簡易委託駅って感じで、非常にレベルが高いです。

 しかも、店に入って、いくら呼んでも、おばちゃんが出てこない。加点ポイントです。仕方がないので、居間まで入っていったら、店をほったらかしてテレビを見ていました。ますます、加点ポイントです。

 で、簡易委託あるあるなんですが、愛想がよい。おしゃべり好きみたいなので、いろいろときいてみました。

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 券箱を写させてもらい、昔、来た時の話をしたら、それより前は硬券だったんだけどね~って言ってました。なので、昭和50年代までは硬券だったのだと思います。当時、渥美線内はまだまだ硬券が残っていたのですが、この駅だけ経費削減で連綴式で作成したのでしょう。ゴム印で金額を押す形に昭和60年代あたりから替わったようです。

 前に来たときは日付印字器で押してましたよねって尋ねたら、あれはだいぶ前に壊れたわ~とのこと。次の記事に載せたように、当時は日付印字器をつかって押してました。もっとも、半硬券で、厚みが足りないので、厚紙をあてがってましたが。

 最近はコロナの影響で、マニアもあまり来なくなったねとのこと。

 元気で続けてくださいねと残してお別れしました。 

 

  三河田原駅

 

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 すっかり暗くなってしまったのですが、いい感じの写真がとれました。銚子駅みたいです。

 

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 ここから先は、1991年のイベントの時の写真です。

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 当時の三河田原駅構内の様子です。

 

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 本長篠と入っていますが、渥美線の写真です。だいぶ前に廃止された田口線で走っていた車両のイベントとしての復活運転だったので、本長篠と入っていました。