豊橋から渡辺崋山ゆかりの田原まで延びている豊橋鉄道渥美線です。構想自体は伊良湖岬まであったようですが、三河田原駅のの少し先まで開通して終わっています。現在、三河田原から先は途切れています。
灯台下暗しで、19歳まで三河地方に住んでいたものの、天竜浜名湖鉄道とともに意外と乗ってないんですよね~。
今回、ひさびさに青春を辿る旅の一環として再度、乗車してきました。
駅舎の位置が昔より引っ込んでいますね。以前、ここは貨物駅になっていたので、JRから跡地を借りたか買ったんでしょうね。
駅入り口は1Fです。高校生の時にみた新豊橋駅とはずいぶんと変わっていました。
ホームも2線になっていますね。昔は1編成しか入れずに朝のラッシュのときは乗るい客と降りる客でやたらごった返していましたが、今は、片方が編成が待っているので、スムーズな客の流れができています。
昔より本数が増えています。15分単位なので、効率よく途中下車しながら移動できます。このような運行形態で乗客数が増えたようなことを聞いたので、富山のライトレールもそうですが、ローカル線って本数を減らすばかりが良いわけではないようですね。雰囲気が富山によく似ています。
花田信号場
あわてて撮ったので、ちょっとピンボケですが、配線マニアさん向けに取り上げてみました。昔は貨物も扱っていたので、ここで国鉄と接続していたわけですが、今は何事もなかったように素通りです。ただ、修理や検査などではここを使ってJR豊橋駅構内に持っていくのだと思います。
柳生橋駅
1988年の写真です。現在、駅舎はありません。
小池駅
1988年の写真です。当時、有人駅だと思って降りたら、券売機があるだけの無人駅でした。現在はこの駅舎もありません。
愛知大学前駅
この駅はちょっと気分的に良い感じじゃないですよね。個人的な事情ですけど、大学受験生時代の模試で使っただけの駅なので、そっちの気分になってしまうんですよ。三河地方で河合塾の模試を受けると、会場が愛知大学豊橋校になるので、この駅で下りるんですね。帰りはくたくたになったあと、精文館で立ち読みして、豊橋駅の駅そばを食って飯田線でのんびり帰ると。帰りの電車で自己採点して溜息。そんな受験生でした。
右がホームと切符売り場、左が愛知大学。
この守衛ボックスみたいなのが、キップ売り場です。時間帯が限定されています。
すぐ横が愛知大学の正門となっています。この近接ぶりはすごい。
南栄駅
結構、利用客の多い駅です。これは1988年の駅舎。
現在はこちらです。ずいぶんとさっぱりしています。
高師駅
この路線の運転の拠点となる駅で、運転士や車掌の交替が行われます。上が宿泊所になっているのでしょう。
田原方向に車庫があります。