旅と鉄道の美学

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【鉄道施設系】 味のある駅シリーズ 定光寺駅(中央線)

 名古屋から手軽にいける秘境駅の一つ。定光寺駅です。名古屋から30分強で行けてしまいますので、半日、秘境駅巡りにはもってこいです。

 駅から2キロぐらいで定光寺にもいけるので、時間のあるかはここまで行ってもよいでしょうし、旧線のトンネルもいいと思います。

www.aichi-now.jp

 

 それでは駅の風景です。

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 まずは下りホームに降り立ちます。中央本線なので、ホームは長いですね。

  下りホーム(多治見方面)はいったんトンネルに入ります。この駅が崖に作られているので、トンネルを掘るしか方法がなかったんでしょうね。

 

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 ホームをみると、切欠きがありますので、昔はこの部分をつかって反対側のホームへの渡り通路があったことがわかります。

 

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  1989年に訪問したときの写真です。

 

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  こちらは今回です。塗装されて手すりがついています。

 

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 地下道の銘板です。昭和42年竣工のようです。この駅は大正時代からありますので、昔は地下道はなかったということです。当時の写真は最後に挙げたリンクに行ってください。

 

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 おなじく1989年の写真です。なかなか不気味な地下道です。 

 

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 今の風景です。トイカ対応ですね。 

 

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 同様に1989年の写真です。左下に「きっぷうりば」とあるように、土産物屋さんで乗車券を売っていました。まだまだ鉄道で定光寺に行く方が多かった時代ですね。

 

 当時購入した乗車券です。

 

 きっぷうりばの写真はここにありました。

リンク⇒ 鉄道の部屋「JR定光寺駅」

 

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 現在の状況です。右はもと土産物屋さんですが、いまは普通の民家に改造されています。

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 ホームからの風景です。きれいな庄内川が見渡せます。

 

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 橋にいってみました。駅前の土産物屋のへばりついている感がよくわかります。土砂崩れとか心配な場所ですね。

 

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 橋の南側です。すでに廃墟となった千歳楼です。このまま朽ちて、いずれ川にむかって倒壊するのでしょうか。

 

 なお、この駅から古虎渓方面は廃線跡が公開されており、散策にはもってこいです。紅葉の季節がお勧めでしょう。 

aigi-tunnel.org

 

(複線化当時の写真)

愛岐トンネル群保存再生委員会公式サイト┃愛岐トンネル写真館 古いSLの写真