旅と鉄道の美学

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【コラム】 鉄道とゲロについて

 TVチャンピオンでゲロ片付け競争があったら、上位に入れる自信があります。というわけで、ゲロ片付け王の私が、鉄道とゲロについて語りますよっと。

 

  ホーム上のゲロ

 

  というのも、駅員時代にシフトに入っていたのは金曜日が圧倒的に多かったうえ、急行がとまる駅だったので、普通に乗り換える客が待ちきれずにもんじゃ焼きを作り出すんですよね。

 そんなにゲロが多いのになぜ、金曜日に入りたがるの?という疑問があろうかと思います。答えは簡単、翌朝の通勤ラッシュが無いからです。平日の朝は、ホームに立って案内放送をして、旗を振って、乗客を押し込んで、扉を閉める。手袋をしていてもたまに爪が割れるし。さらに地上ホームなので、夏は暑いし、冬は寒いし。

 その点、土日は快適ですよ。朝は乗客も少ないので、改札でぼ~っとしているだけで退勤時間になりますからね。ちなみに土曜に入らない理由は翌朝の日曜日に眠いのが嫌だったからです。

 

 さて、ゲロの片付けのお話です。まず、ゲロ情報がもたらされたら、オガクズをチリトリにいれて出向き、上からお好み焼きの上に青のりを振りかけるようにまんべんなく散布します。で、すぐには片付けません。しみこむまで待つのです。

 そして、22時ぐらいの清掃巡回で1周して、ごみと一緒にゲロを回収していくのです。 

  年末になると、1日で10個以上を片付けることもありました。おそらくですが、勤務していた駅は、酔っ払いも多い駅であるうえ、勤務する駅員の数も少ないので一人で片付けたゲロの数は年間トップだったと思います。通常、下っ端がやらされますからほぼ一人でやっていました。

 

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 最近発見した某駅のゲロ清掃痕です。オガクズがかすかに残っているので、まだ新しいですね。これを見てゲロの痕とわかるのは鉄道員経験者だけでしょう。

  

  列車のゲロ

 

 列車で酔う方はあまりいないと思いますが、酒を飲んで吐いている人はたまに見ました。冷房のなかった時代の飯田線では、窓にきれいなゲロのシャワー痕を見かけましたね。

 では、仮に座席などに粗相をしてしまった場合はどうなるのか。この場合、車掌がやってきて、砂をかけていきます。山岳路線を走る列車などだと、滑り止め用にポリ管に入った砂が常備されているので、誤って乗客が座らないためにも振りかけておきます。

 あるいは新聞紙を載せて「使用禁止」にするか、座席を外してしまう。

 だいたい目にしたのはこんな感じです。 

 

  振り子式特急とゲロ

 

 列車のゲロと言えば、「特急げろしお」(くろしお)と並んで「特急はくも」(やくも)が有名ですよね。いまでも、そのあだ名のとおり、洗面所にはひっそりと鬼太郎袋(byちびまる子)が置かれています。 

 

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 左下の袋です。

 さて、なぜこのような物が置かれているかというと、振り子式電車が要因です。伯備線のように山岳地帯では、カーブを早く走るために列車を内側に強制的に傾けるのですが、そのような作用に慣れない方が気分を悪くするからです。

 

 最近は居住性を重視して改造された「ゆったりやくも」の愛称でおなじみですが。

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 「ぐったりはくも」とも言われます。

 

 やはりパロディー版がありました。

 

  

 

 

 ちなみに、私は鉄道で一度も気持ち悪くなったことはありません。鉄ヲタたるもの鉄道で気持ち悪くなることは許されないのです。

 

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  飛行機で酒はのむな

 

 おまけのお話です。

 酒に強い人以外は飛行機で酒は呑まない方がいいです。私は学生時代に現地で仲良くなった日本人と一緒になって、飛行機のチェックインをしたら席が近くになったんですね。で、調子こいてワイン飲みまくったら大変なことになりました。ベトナム航空でノミホーだったので、飛んでいるあいだ呑み続けたら、着陸した時にふらふら。

 体育会でそこそこ酒は鍛えているはずだったんですが、気圧が低いとこんなにもなるのかと。それから、飛行機で酒を飲むのはやめました。

 別にアル中でもないので、今では、温泉宿に泊まったときか呑み会のときだけになりました。

 

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中川家の寄席 005「となりのおっさん」