旅と鉄道の美学

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【国内旅行系】 代行バス2区間とは、とほほでござる。(富山県・万葉線)

 富山の高岡駅から日本海方向に延びている万葉線ですが、代行バスが2区間もあってまいりました。むかしは加越能鉄道といってましたので、この名称の方がなじみがありますね。

 

 ホテルにチェックインしてから、暗くなる前に乗り終えようと思ったので、荷物を置いてさっそく乗車です。運転士にフリーきっぷの購入を申し出たら、思わぬ答えが返ってきました。本日は2区間がバス代行になっているのですが、それでもよろしいですか?とのこと。

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 この貼り紙の通り、もともとレール交換の工事日で先端の中新湊と越ノ潟が代行バスを予定していたところに、その日の昼に架線損傷事故があって、途中も代行バスになっているのです。クレーン車が架線に当たって損傷したらしいです。で、交通量が多すぎて昼には工事ができないので、夜に行うということで、この日は午後から代行バスです。

 まあ、引き返してもやることはないので、行ってきました。また乗りなおしですね。 

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  1日フリーキップ、900円です。高岡駅前⇔越ノ潟往復が800円なので、単純に往復するだけなら損ですよ。運転士から購入できます。

 

 

 高岡駅

 

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 雨にぬれることなく乗車可能です。

 

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 こちらは出発信号機ですが、真ん中が出発で、左は交差点との連動かな。。。詳しくないので間違っているかも。

 

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 横の待合室です。奥に乗車券売り場があります。

 

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 そこでは加越能バスの回数券が購入できます。


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 入口付近にドラえもんポスト。

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 で、ここに手紙を出すともれなくこのスタンプです。お孫さんへ旅先から絵葉書など送ってみたら面白いのではないでしょうか。
 ちなみに大井川鐵道新金谷駅前のポストで出すとSLです。 

 

 ちなみにこちらもドラえもん

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 ちゃんとマスクしてます。  

 

 坂下町

 

 ここは高岡大仏の最寄駅ですが、高岡駅から歩いてもたいした距離ではないですよ。

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 大仏さんはちょっと・・・札幌時計台レベルでガッカリやった。もっと大きなものを期待していたのですが。。。まあ三大大仏の三つ目を制覇したので良しとしましょう(岐阜大仏という説もありますね)。

   

 

  新能町

 

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  ここは氷見線能町駅の近くなので、氷見線に乗り換える方法もありますね。

 

  米島口

 

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 ここからが一発目の代行バスです。右側が、軌道上に入ってきた代行バスです。

 

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 すぐ横が万葉線の本社になっていて、乗車券やグッズを販売していますので、訪ねてみました。窓口の横が指令卓になっていますので、指令員の仕事ぶりがよくわかりますよ。この日は、ダイヤが乱れまくっているので、指令員が超忙しそうに働いていて、興味深かったです。

 

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 こちらがグッズの展示です。なんかテキヤみたい。

 

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 回数券と特殊補充券を購入しました。

 

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 記念乗車券関係はいくつかあるのですが、硬券の一番安いセットを購入。

 

 中新湊

 

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  2回目の代行バスの発駅である中新湊ですが、接続が上手くいっておらず、だいぶ待たされます。すっかり暗くなってしまいました。運転士さんの仕業もぐちゃぐちゃになっていて、待ちの運転士さんや本社からの応援の方もいましたので、雑談に加わって暇をつぶします。

 

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 2回目の代行バスに乗って越ノ潟に向かいます。 

 

  越ノ潟

 

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 待合室しかありません。

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 待合室はきれいですね。掃除も行き届いています。通常、鳥や虫のフンで汚いのですが、ここはきれいです。 

 

  抜け道について

 

 この先、渡し船で向こう岸に渡って、バスで富山ライトレール岩瀬浜に出る方法が意外とメジャーなようです。現地の観光案内図にも乗っていました。すぐ横が船着場です。