旅と鉄道の美学

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【鉄道施設系】 令和の時代にまだ伝言板が残っている説。

 いつの間にかなくなっている物といえば、駅の伝言板です。90年代後半は、確実に稼働していたことは覚えています。携帯の月額が5000~7000円ぐらいで持てるようになった時期で、大学生の携帯所持率が1/5ぐらいだったと思います(←オレの体感)。

 なぜ、伝言板の稼働状況について鮮明な記憶があるかといえば、都内の某駅で駅員をやっていて、毎日終電後に黒板を消していたので、何となく何が書いてあるのか読んでいたからです。大半はしょーもない落書きでしたが、年配の方が書いたと思われる純粋に伝言の役割を果たしているような記述もあり、余裕があれば、意図的に翌日まで残してあげたりしました。

 

 小学生のときは、電車通学だったので、ついつい落書きしてしまいましたね。飯田線の某駅です。

 

 さて、駅員をやめてから、すっかり記憶から飛んでいましたが、会津鉄道に乗っていて車窓を見たときに目に入ってきました。日本の駅から伝言板が消滅するのでは?と思いながら、列車に揺られていました。

 

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 会津鉄道湯野上温泉駅

 

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 それから2年ぐらい経ちますが、結局、見つけたのはこれだけです。私は鉄道で出張にいったり、旅行に行ったりする機会が一般の人より格段に多いと思いますが、これだけでした。 

 

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 樽見鉄道・神海駅です。

 ちゃんとチョークと黒板消しまであるところが素晴らしいですね。

 

 また見つけたら追記します。