志布志から来たのですが、青島と子供の国の間を歩いてみたかったので、いったん子供の国まで行きました。そうしないと、歯抜けの未乗車区間が出てきてしまいますからね。解説は駅順にしておきます。
こちらも一度いっておきたかった駅です。小学生の時にこの駅のすぐ近くのホテルに泊まったのですが、ゲーセンに夢中になってホテルの外に出ませんでした。当時の私の性格なら、抜け出して駅に行ったはずなんですが。。。下手をすれば列車に乗った可能性もあるのですが。。。
このアングルでの写真が昔から好きで、よくとっています。改札口って異空間への旅の第一歩ですからね。荘厳なものを感じます。
無人駅には珍しくコインロッカーがあります。
こどものくに
小学生以来の訪問です。私、生まれも育ちも愛知県ですが、小学生のときに名古屋⇔宮崎間のフェリーをつかった旅の企画が地元の子供会であって、それで訪れました。ここと、サボテン公園、鬼の洗濯板、リニア実験線(東都農駅併設)などに行きましたね。
すっかり様子が変わっていると思ったら、赤字続きで遊具類が撤去されていました。
当時の写真です。上の写真と同じような場所で撮っていると思います。
訪れたかった駅の一つです。こんなに近くに駅があったのなら、こどもの国を抜け出して、入場券を買いに行けばよかったと小学生の時に後悔していました。友達と遊びに夢中で忘れていました。
無人駅です。出札の痕がかすかに残るのみ。
特急「海幸山幸」
ここからは後続の特急で一気に田吉に向かいます。
乗客は15名程度でした。
こちらも忘れずに記念乗車証とスタンプをもらってください。
宮崎空港線の開業で復活した駅ですね(実はいったん大昔に廃止されている)。この駅で乗り換えて宮崎空港に向かい、ジェットスターで帰ってきました。
島式ホームの2線なので、交換可能です。
遠くに空港が望めます。
これは志布志・空港方向の出発反応標識です。左から、空港線下り2番、日南線下り2番、空港線下り1番、日南線下り1番となっており、この先でいったんつながっていますが、それぞれ田吉駅で分けて取り扱っているようです。
配線マニアさんが好きそうな駅ですね。
2番線の出発信号機です。
宮崎空港線は電化されているので、電車が入ってきます。
しばらくすると分岐します。左手が空港線です。架線は左の線路だけにかかっていますね。
車載器キャップ?(木花駅)
保安設備マニアさん向けのおまけ記事です。
途中駅でこんな看板を見つけました。
理由はこれです。特殊自動閉塞式(電子符合照査式)。この機械自体が固有の番号をもっており、運転士が交換可能駅で逐一ボタンを押すことで自動的に次の交換可能駅までの開通を確認し、出発信号が青になるという仕組みです。
なので、特急ですが、このボタンを押すという作業のために木花駅で運転停車をしました。国鉄時代なら、通過しながらタブレットの通過授受をしたところですが、このようにひと手間かかってしまいます。今、書きながら、木花で交換列車もないのに停車した意味が分かりました。機械化で逆に余計な時間がかかってしまったわけですね。
機械の左にアンテナがありますが、これで駅の通信設備と無線でやり取りします。タブレット閉塞式で駅長(駅長)の役割を運転士がやるようなものですね。
もうすぐなくなると思いますので、写真に収めておきました。
で「キャップ?」の意味ですが、この保安形式は次の交換可能駅の田吉で終わり、この機械の役割も終わるので、ボタンを押さないようにキャップをしなさいという意味でしょう。宮崎空港線が開通した時にできた看板でしょうね。