1 いきなり長期留学しないこと
これ初心者がやりがちなミスです。いきなりテンション高めで1年とかガッツリ留学しちゃうやつ。100万円以上の金を払って、合わなかったら目も当てられません。たいてい中途解約は可能となっていますが、退職していたら、そっちの損害がプライスレスかもしれません。4カ月ぐらい留学していて伸び悩んでいる人を何人も見ました。
最初は有休を使う程度の留学がいいでしょう。あるいは1日体験入学をしましょう。
2 お試し期間は?
私のお勧めは、2週間。これなら、職場に頼み込めば連休プラス有休で何とかいけるでしょう。1週間だと実態がつかめません。最初の1週間は緊張していて落ち着かないので、よくわからないまま疲れるだけで終わってしまいます。
翌週になれば、どんな施設なのか、どんな雰囲気なのかなど観察するような心の余裕がでてきますし、間の土日に遊びに出られます。
私は在職中に1週間お試しで行き、1年後の同時期に2か月程度行きました。
3 本格留学の期間は?
3か月から6カ月でいいと思います。その先は欧米や専門留学にすべきです。ビジネス会話や専門英語(特許、会計、MBA、IT・・・)などは、こういった領域の先進国に行く方がいいでしょう。
4 事前勉強は?
とりあえず英会話力を鍛えることを前提に語ります。
① 文法を鍛える
これがめちゃくちゃ重要です。中学レベルの文法は完璧に入れておいてください。ただ、会話にあまり使えないようなところは省略してもいいと思います。例えば感嘆文だとか、関係代名詞だとか。実際、感嘆文を使うようなテンションになることはほぼないですし、関係代名詞を使って会話していたら複雑になって脳がつかれます。
私見としては、助動詞と前置詞の感覚をつかんでおいて、主要な名詞、動詞、形容詞を暗記しておけば何とかなるものです。SVまで一気に言ってしまえば、あとは目的語を言ったあとに前置詞をつけて副詞節をだらだら付け加えたらいいだけですから。何がどうした!どうんなだ!って言うだけで終わりって表現していた人もいましたね。
高校や大学を出てからすっかり英語から離れている方は、これがおすすめです。行く前に一気に復習しました。たしか最初の2週ぐらいだったらお試し視聴ができたとおもいます。
② リスニングを鍛える
正確な発音とリエゾンを知っておくことが必要です。わたくしが中高の英語の授業で一番無駄に感じたのは、教師から下手くそな発音を聞かされまくったことです。これでは「日本語、英語、そいつの英語」のトリリンガルを目指すような話ですからね。人生の大きな無駄ですわ。基本的に受験英語は役立つと思っていますが、無駄なのは受験だけにしか用いられないようなマニアックな知識と下手な教師の発音です。特にいったん口に覚えさせてしまった下手くそな発音は、その後、リスニング力を鍛える際に足をひっぱりますので、無意味を超えて損害となります。
まあ詳しくはググってほしいのですが、弱系の発音とリエゾンに注意してリスニングを鍛えてください。デクテーションが一番効果ありますよ。
③ 十分な音読をしておく
音読は英文の構造を体にしみこませることが目的です。好きな音楽をまねていると自然と口を突いて出てくる感覚になればしめたものです。その昔、駅員をしていましたが、今でも案内放送のフレーズはスムーズに出てきます。その感覚です。
もちろん内容を理解している英文でないと意味がないです。頭の中に映像が出てくるようなフレーズを音読しましょう。
④ 単語はそれほど力を入れなくても良い
大学受験を経験している人は、新たに単語の補充はいらないと思います。むしろ、ネイティブが多用する動詞の複数の使い方などを身に着けておくと応用が利きます。
ただし、TOEICなどの受験を考えていたり、自分の仕事に必要な実務特有の英語がある場合は補充が必要になると思います。
5 不在時の対策は?
意外に忘れてしまうのが、不在時の対策です。
① 家賃などは先払いしておく。あるいは、ネット振り込みができるようにしておく。
いちおうフィリピンでUFJのネットバンキングはログインできました。昔、スリランカで家賃を送金しようと思ったらブロックされて、家賃滞納になってしまいました。その後、銀行の支店まで行って、本人照合をしてからブロックを解除してもらいましたので、危なそうなら、留学中の家賃は先振込みしておきましょう。
同様に電気、ガス、水道などの引き落としがあっても大丈夫なだけ口座に金を入れておきましょう。
② 実家などに転居届を出しておく。
郵便を実家に転送させて、到着したらメールで画像を送ってもらうなどが有効ですね。
③ 管理会社に伝えておく。
たいていの賃貸借契約書には1か月以上不在にする場合は・・・と記載されています。連絡先を含めて伝えておいた方が無難です。
④ 電気・ガス・水道を締めておく。
解約はしなくていいです。元栓をしっかり締めておきましょう。少なくとも洗濯水栓ぐらいは締めておかないと、階下漏水のリスクがあります。
また夏などはトイレの封水がきれて、トイレが虫だらけになっていたりするので、ラップを貼っておくのもお勧めです。封水キレ対策専用の薬剤もあります。
6 荷物は?
スーツケース1個ぐらいでいいと思いますが、私は送ってみました。ただ、海外向けの段ボールで配達してくれるものは意外に少なかったです。おすすめはこちら。ただし船便なので3週ぐらいかかったと思います。最低6500円です。
7 保険は?
一つアドバイスするとすれば、パック保険ではなく、オーダーメイドの保険が可能な代理店を選ぶことです。私自身、会社の損害保険代理店の責任者だったのでよくわかりますが、保険はそもそも補償内容と補償金額に応じて柔軟に契約を作れるんですよ。でも、それをやっていると、事務手間がかかるので、パックにして販売しているんです。
周遊券みたいなものですよね。普通周遊券は手間がかかるけど、ワイド周遊券なら販売に時間も取られないみたいな(関連記事参照)。
留学の場合は旅行保険は短すぎて使えません。留学専用の保険に入ることになります。このときエージェントのすすめる保険に入ってもいいのですが、エージェントは保険の代理店も兼ねているので、フィーバック分が高いと保険料も高額になっていたりします。
これは私の事例ですが、治療費用と賠償責任(他人への賠償)だけにしています。自分の年齢で考えられるリスクとしては、虫歯、腹痛、風邪などの病気とトイレ詰まらせて漏水させた賠償費用などですから、最低限にして費用をおさえました。
8 持っていくと良い物(普通に思いつきにくい物のみ)
① 爪切り
② ロキソニン
③ ハエ取り紙(コバエがポットン系より役に立つ)
④ 電子辞書(タブレットにアプリで辞書を入れる方が便利)
⑤ ネットバンキングのワンタイムパスワードのタグ(送金するときにつかう)
⑥ 証明写真(3サイズぐらいあると、ビザとかににつかえる)
⑦ コンタクト洗浄液(私はメガネ派ですが、足りなくて困っている人がいました)