旅と鉄道の美学

鉄道を中心とした国内外の旅と切符などについて語ります。

【鉄道部品系】 タブレットキャリアー(通票を入れるカバン)の思い出。

 さんざんタブレットの話を出しておきながらタブレットキャリアーの話題を持ち出してなかったので、取り上げます。これの使い方は関連記事をご覧ください。

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 まずはシマシマのついた特徴のあるものです。これは飯田線の某駅に勤めていた駅員さんからの頂き物です。このシマシマは視認性を高めるためで、飯田線二俣線身延線がこのような仕様だったと思います。要するに静岡鉄道管理局仕様ですね。タブレットキャッチャー(以下参照)が列車に着いておらず、素手で行っていたので、テープを巻いても切れにくかったのだと思います。弦の部分は中にワイヤーが入っていて、皮でまいてあります。

 

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 こんな感じで受け渡します。これは二俣線(現:天竜浜名湖鉄道)の三ヶ日駅で、小学生のときに撮った写真です。確か5時過ぎの初電で出ていったので、朝の7時ぐらいでしょう。朝日に照らされる助役さんとタブレットがいい感じになっています。小学生の割には渋い写真をとっていたものだと自画自賛

  ちなみに、飯田線の場合は最長で6両あることがあり、交換駅では6両分タブレットを持ってダッシュで往復する助役さんを毎日見ていました。雨の日は辛そうでしたね。しかも貨物の退避と急行の通過まで重なると、あっち行ってこっち行ってで、てんてこ舞いで面白かったです。そこへいくと二俣線は上下線のホームをずらしていましたし、両数も少ないので、楽そうでしたね。

 

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 タブレットキャッチャーです。宮津線網野駅にて。これの実用例は関連記事をご覧ください。ときどき失敗もあったようです。窓部分に網がついていると思いますが、これはタブレットが当たった時にガラスが割れないようについています。

 

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 こちらは少し輪が大きい九州型と呼ばれるものです。その他、弦の上の方がワイヤーむき出しになっていた北海道型などがありました。

 

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 重ねると大きさの違いが良くわかります。

 

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 中には、通票閉塞器に入れる黄銅製の玉が入っています。●▲■楕円の4種があり、楕円の数が一番少ないので、趣味系ショップでも少し値段が高めです。6という数字は24枚あるうちの6枚目ということです。56.5.6とあるので、昭和56年に使い始めたようですね。飯田線(豊川⇔飯田間)の通票閉塞が廃止されたのが昭和59年ですから3年程度使用されただけでしょう。

 

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 これはタブレット受器で、日本で一番メジャーな渦巻きタイプです。天橋立駅のホームでとりました。あまり記憶はないのですが、タブレット受器と一緒に記念撮影とは、どうも当時からタブレット好きだったようです。

 情報がそろったらタブレット授受器特集をやろうと思います。

 

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 なお、台湾では、鉄道のイベントなどで有名人が出発合図を出す際に、このタブレットを運転士に受け渡す儀式をするそうです。おもしろいですね。

 

  (通過授受の事例)

 (仕組みの解説)