売れてなかったですね~。国鉄・JRの商品券です。
これは表紙で、中に回数券のような形で入っていました。私は旅行券を現役でみた世代ではなく、これらはショップで購入したものです。
中は回数券のようになっています。1000円券の9枚目ですね。
いちおう専用のケースもありました。これは小学生のときに地元の駅でもらった物ですが、当時、旅行券については理解できていませんでした。
表紙だけですが、10000円になると少し豪華になりますね。いかにも贈り物っぽくなってきます。
途中から、名称もギフトカードに変更されて、500円のみに統一されました。これは購入したわけではなく、下の記事にあるようにチャレンジ2万キロの賞でいただき、1枚だけ残しておいたものです。
JRになってからは下のようにデザインは据え置きで会社ごとに発行されていましたが、ここでも全然売れてなかったようです。こういった商品券はあればすぐに使われてしまうし、そもそも売れてないので、希少価値が上がるだろうと思い、集め始めました(四国と九州が未完)。
さて、このようなギフトカードは、収集家としては重宝していました。なぜかというと、当時、去りゆく硬券などをおいかけて全国を巡っていたのですが、去っていくスピードが速すぎるので、郵送で切符を取り寄せていたからです。
郵送の場合は、郵便の小為替という手段があるのですが、これは受取人が郵便局に行かないといけないので、駅付近に郵便局がない場合は迷惑になってしまいます。現金書留という方法もあるのですが、手数料がかさみます。
そこでこのギフトカードの登場です。これはJR独自の商品券とは違って、他社の物もつかえますので、便利でした。深名線(北海道)の幌加内駅や朱鞠内駅に青春18きっぷを頼むときなどは、JR東海の駅でギフトカードを購入して、郵送で頼みました。また、1年に2日しか営業しない津島ノ宮駅(予讃本線・香川県)の硬券乗車券を入手するときにも利用しました。このときは、配達日指定郵便にして、1週間前に差出し、間違いなく営業日に届くようにした記憶があります。簡素な臨時駅の立ち売り駅員の下にギフトカードが郵便で届くという状況に少し不可解さを感じたでしょう。
なお、後継品は下記となります。
※現在有効な有価証券なので、画像に加工をしています。
旧バージョン
現行バージョン
まだ利用はできますが、販売は中止されています。
旅行券時代のもの
現行バージョン(商品券)
こちらはJR東日本のグループ会社にも使えるので、利用価値が高いですね。上の物が旅行券で駅とビュープラザのみ利用可能な旧タイプです。
グループ会社のJR東海ツアーズの旅行券です。これは贈り物としては使いにくいかと思います。
もう販売はされていませんが、使用は可能です。
JR四国
旧バージョン
現行バージョン
JR四国の旅行券です。JR四国の駅まで行かないと手に入れらないのかと思われた方へ。安心してください。大阪のJR西日本本社の前にJR四国のワープ梅田支店があり、そこで手に入ります。九州、北海道と来て、次に廃止になるのはたぶんこれでしょう。
もう利用すらできず、今年で払い戻し期間も終わってしまいますが、この1枚は残しておこうと思います。