翌日、伊万里駅から9時前の列車に乗り込みます。
有田⇔伊万里間を乗ってないやろ?というツッコミが聞こえてきそうですね。高校生のときに乗っていますので、今回は省略です。
松浦鉄道側の駅入り口です。
出札はありますが、改札はありません。
3番線まであります。
えっ?途中駅なのに行き止まり?と思われた方、旅慣れてますね。ここは遠軽駅みたいな構造なので(スイッチバック)、行き止まりです。昔は筑肥線に線路が続いていましたが、道路が横断して駅が分断されました。
乗客は7名でした。
座席の靴汚れがひどく、マナーの悪さが目立ちます。たぶんちょっと悪ぶりたい高校生のシワザでしょう。
乗りとおすと、2600円。100キロに満たないのになんとも高い。
海に近いところを走るのですが、このようなズバリ海が見える箇所は少ないです。
松浦発電所です。
たびらは漢字で書くと、田平。このあたりの地名です。
たびら平戸口に到着。
助役さんはいますが、出札と案内放送だけで、改札は行いません。松浦鉄道はすべての駅で集札は運転士が行います。
鉄道博物館が併設されていて、その中に出札があります。
展示の仕方が博物館というよりちょっとしたショップです。
キヨスク跡がちゃんぽん屋になっていました。この日は休み。
自転車でめぐるのもありだと思います。よく見ると「日帰り料金のみ」となっているので、平戸のホテルで泊まるのは無理かもしれません。
国鉄発見!たぶん九州総局仕様のごみ箱だと思います。もう50年はたっているでしょう。
駅正面。国鉄時代から変わらない姿がここにあります。
この記念碑もさんざん鉄道本で見ましたが、沖縄に鉄道ができた今は。。。
なんで虫取りなんだ。。。微妙に不気味なので、是非残してください。
200円かかりますが、おきまりのこれは購入しておきましょう。
入場券もいちおう購入しましたが、旅客車内に・・・や、発売当日・・・が入ってないので、マニア的には納得いかない仕上がりです。しかもかなり厚い。
さて、駅の見学が終わったら、平戸城に向かいます。
★ここがポイント
駅にあるバス停は、「平戸口駅」で、時刻表を見ると1日1本です。これを見て、駅前に止まっているタクシーを選ぶのはまだ早いです。150mぐらい歩くと、国道沿いの郵便局前に「平戸口駅前」があり、そこそこの本数です。
さらに、時間が合わなくても、あきらめないでください。もう少し歩くと、「平戸口桟橋」があり、ここは佐世保方面からのバスもいったん立ち寄るターミナルなので、平戸城の方向に行くバスの本数が激増します。
※「平戸桟橋」というのが向こう岸の平戸城の少し先のバス停です。
駅との位置関係はこうなります。
郵便局前にある「平戸口駅前」バス停。
平戸口桟橋のバスターミナル。
バスのきっぷ売り場。既に磁気券化しており、手売りの券はありません。
桟橋横の建物です。1Fが土産物や海産物売店、2Fがレストランです。
「鯨コロッケ」と「あごだしいかめし」を購入し、駅のベンチでのんびり昼食。なんか田舎の駅でのんびり昼飯を食べるのは久々で、小学生のときの旅行が思い浮かびますね。いかめしの方は、あごだしの甘い感じが効いていて森のいかめし並みにうまかったのでおすすめです。鯨は、、、普通やった。
平戸大橋から平戸口桟橋を臨む。
猶興館高校入口で降りるのがいいでしょう。
あえて海側から回り込んでいきました。
長崎県立猶興館高校の門です。むかしの藩校を引き継いでいる高校ってかっこいいですよね。私はありふれた名前の高校の出身なので、歴史のある高校にちょっと憧れます。
何の案内もない洞穴を発見。
内部には汚い椅子。これは撤去した方がいいでしょうね。
案内所でたずねたら、昔の倉庫だったとのこと。
本丸です。中は資料館になっています。
癖で押してしまいます。
いちおう武道家なので、いつも見るのは武器ばかりです。大学生の夏に鉄扇をつかっていたら周りに驚かれたのを思い出した。見た目は扇子なんですが、骨が鉄なので、持つと驚かれます。
証券系も興味があるので、こういったものもじっくり見学します。
藩札です。クジラの図案がベースなので、鯨札というようです。忠臣蔵で城を明け渡す直前に貨幣と交換する場面にでてくるやつですね。
天守閣です。
ここにも昭和が存在します。
こちらは平戸桟橋方面です。駅のある側の平戸口桟橋とは違います。
日本海方向です。
見奏櫓です。
できれば市役所の方に降りて、幸橋を通りましょう。この先を少し行くと、平戸新町のバス停があり、駅方向のバスに乗れます。