むかしはいろいろな場所に冷水器がありましたね。郵便局、役所、学校、グリーン車、病院。80年代の郵便局は9割以上あった気がします。いまはペットボトルの普及ですっかりなくなりました。
仕事で名古屋法務局に行ったときは癖で飲んでいましたね。ちなみに、名古屋市は、下記のようにおいしい水を供給する事業をしていて、本当にうまいですよ。名古屋でホテルに泊まったら味わってみてください。
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さて、年配者にはおなじみだったタンツボみたいに、冷水器もやがてなくなる運命なのでしょう。
ということで、絶滅危惧種に選ばれる前に本ブログの読者にだけにこっそりアドバイス。これは東京メトロの冷水器ですが、存在するうちに味わっておいた方がいいですよ。維持費や健康被害リスクを懸念してそのうちに無くなると思います。
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ここで終わらないのが本ブログのウリです。かつて列車の中に普通にあった冷水器を振り返ってみます。写真をきちんと撮っているところが、さすがオレです。いまは冷水器のある車両はないと思います。
東京⇔静岡間を走っていた急行東海のグリーン車に設置されていた冷水器です。
こちらは特急「はくつる」(上野⇔青森)の冷水器です。そば屋みたいですね。
鉄道博物館に展示されている冷水器です。
コップはこれです。急行「ちくま」に乗車した際に何枚かいただきました。切断部の切り方がもう少し曲がっていた種類もありました。
これは修学旅行専用列車の飲料水タンクです。冷水器ではありません。