旅と鉄道の美学

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【国内旅行系】 日本一の急傾斜・高尾山ケーブル。リフトは下りがおすすめ。(東京都八王子市)

 東京で気軽に登山といって思い浮かべるのは高尾山です。ということでちょっと行ってみましたが、ヘタレなので山登りまではしていません。そこに鉄道があるから行くのであって、鉄道が尽きたところでゲームオーバーです。

 

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 オーソドックスな行き方は京王線ですが、JRに乗ってくる方は、中央線の高尾までの直通切符を買ってしまって、高尾で京王線に乗り換える方法もいいと思います。新宿での乗換は疲れますよ。

 京王線各駅から行く場合は、ケーブルやリフトの割引がセットになった高尾山きっぷが良いでしょう。

リンク⇒ おとくなきっぷ|京王グループ

  

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 右端の高尾山口まで乗りとおします。

 

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 特急・高尾山口行が便利ですね。レールの幅にも着目してください。新幹線と同じです(標準軌)。

 ※2023.5.5訂正 京王線は1372ミリ(馬車軌間)なので、新幹線とは違いますね。ちなみに、標準軌:1435ミリ(新幹線など)、狭軌:1067ミリ(JRなど)です。

 

 土日祝日は、京王ライナーが運転される日もあります。

リンク⇒ 【公式サイト】京王ライナー

 

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 他方で明大前で接続している井の頭線はJRの在来線と同じで少し狭くなります(狭軌)。

 

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 新宿駅の行き止まりホームの終端です。時間があったら緩衝装置でも見てみましょう。


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 最後部の座席の下に何かありました。担架でしょうか。

 

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 終点の高尾山口に到着です。20年ぶりに見ましたが、今はいい感じの駅舎になっています。

 

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 ちょっとした美術館風です。

 

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 改札横には温泉の入り口が覗いてます。北上線ほっとゆだ駅みたいですね。

 

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 ホームから見える温泉施設です。右のKEIOマークの通り京王直営ですが、このマーグが風情を減殺しているような気も。

 

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 少し歩くとケーブルの清滝駅に到着します。

 

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 券売機でも買えますが、本ブログの読者のみなさんは、当然わかっていますよね。あえて窓口に行くのです。窓口なら手売り切符が手に入りますから、時間がたっても消えません。同じ金を払うなら高級な乗車券を手に入れましょう。

 

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 いつもの癖で記念に子供用も買ってしまった。

 

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 左がリフトの駅に向かう階段ですが、リフトは帰りに乗りましょう。景色が全然違いますし、降りてくる途中で写真を撮ってくれるサービスがあります(降りたら売店で購入できます。)。 

 

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 15分ごとの運転なので時間は気にする必要はありません。

 

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 改札鋏が健在でした。

 

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 「のりば」の上にある円い物は帽子です。かぶって写真撮影が可能です。

 

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 座席は最後部の車掌席(※)の横がベストです。

 ※ケーブルカーの運転士は車両には乗っていません。上で操作しています。

 

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 京王のグループ会社で造っているようですね。

 

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 途中で行き違いをします。

 

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 いつもケーブルカーで気になるのはこれなんですよね。分岐する部分の外側のレールに該当する車輪がH状になっていて、内側が□になっているので、外側レールに沿って分岐するようなのです。ポイント通過時のジョイント音にご注目ください。

 

 (比叡山鉄道のサイトが仕組みについて詳しいです)


 

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 なかなか迫力のある急傾斜です(高尾山駅到着時)。

 

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 しかし、途中に踊り場があるケーブルカーは上の矢印部分みたいにケーブルがびよ~んって何故ならないのか疑問です。ケーブルの重量がそこそこあるからなのか。

 

 

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 車内用の電気が必要なのでパンタグラフがあります。

 

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 高尾山駅に到着です。

 

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 展望台がありますが、ビアマウントをやっているので有料になっていました。

 リンク⇒ 高尾山ビアマウント | 高尾登山電鉄公式サイト

 

 今回も気になったお土産をピックアップ。高尾山駅横の土産屋です。

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 普通のお菓子とおもいきや。

 

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 ケーブルカーが2両入っています。ラクガンだと思います。

 

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 やはり高尾登山電鉄といえば日本一の急傾斜がウリですから、「31.18°」が入っているこれがいいですね。ちょっと難癖をつければ、鉄道の傾斜なので、‰(パーミル)で表記してほしかった。

 

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 リフトの山頂駅までは少し歩きます。

 

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 山頂駅です。

 

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 曇っているのでいまいちですが、こんな感じの景色になります。なので、帰りに乗った方が絶対いいのです。

 

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 降り口です。ちょっとテクがいりますね。

 

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 山麓駅です。

 

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 ケーブルの駅から高尾山口の駅までは近道もあるのですが、こちらの土産屋が立ち並ぶ通りを通って帰ってください。食事もできますし、お土産も充実しています。 

 

 

 (大阪の登山ならこちら)