旅と鉄道の美学

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【海外旅行系】 コロンボフォート⇒バッティカロア 夜行列車の旅(スリランカ横断) そして鈍行で引き返した。

 スリランカを夜行列車で横断した記録です。

 位置関係は下図のようになります。列車で移動を選択したら、「利用できません」などと出てきたので、だいぶマニアックな移動方法なのでしょう。304キロと出るので、東京駅から名古屋駅ぐらいですね。

 コロンボフォート19:15発、バッティカロア4:00着の予定でしたが、出発が1時間遅れて、途中で集中豪雨の工事区間があり6:00着となりました。少し余計に寝ることができたので、結果的にはよかったです。

 

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 切符は、乗車券と寝台券(ファーストクラス)のセットになったものです。2015年1月2日、79列車、FCB号車(ファーストクラスB号車)、8番、19:15発。金額は1250スリランカルピーなので、800円ぐらいです。

 いまどき珍しいですよね。たいていは手売りであってもクーポン券タイプなのですが、硬券です。イギリスの支配であった歴史が影響しつつ、it化されていないことでこうなっているのでしょう。

 

 さて、バッティカロアに何かあるわけではなく、夜行列車に乗りたいのと、シーギリアロックに行くため、北側のポロンナルワから入って、マータレー→キャンディと旅をしたかったからです。いつもの通り、できるだけ行った道を戻らない主義です。一般的にはバスで移動するところなのですが、それでもあえて鉄道移動をするところがミソです。バスより鉄道の方が楽だと思うんですけどね。いつでもトイレに行けるし、歩き回れるし。

 

 では、乗りレポ行きます。

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 夕方のコロンボフォート駅です。通勤客でごった返しています。

 

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出札窓口です。硬券がいっぱいあります。

 

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 この駅だけ電光掲示でした。左の6番目が乗る列車です。

 

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 通勤列車の到着前です。

 

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 こちらがファーストクラス。この車両の客は4名ぐらいだったと思います。

 

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 1等車両、01~14バース(寝台)と表記があります。

 

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 検札中のカレチ(客扱専務車掌)です。ちなみにニレチ(荷扱専務車掌)の方もいて、制服が薄い茶色でした。

 

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 コンパートメント内から通路側のドアに向かって。右の空間がトイレと洗面です。

 2名で1室です。

 

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 こちらがトイレと洗面です。広くて、しかも各室についているので、心配いりません。もちろん紙はありませんがね。

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 室内の扇風機です。ぐらぐらなので、カバンのベルトで固定しました。なお、熱くても扇風機を使うことは避けた方がいいかもしれません。深夜になると涼しくなりますし、なにより埃を吸い込んで咳き込みます。エアコンはついていません。わたくしは、この夜から気管支を痛めて、日本に帰っても2週間ぐらい咳が止まらなくなってしまいました。

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 寝台です。上段は転落防止の板が貧弱でちょっと怖いです。もちろん金属のLアングルがあるので、体重で折れるようなことはないですが。

 

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 乗ってきた列車です。

 

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 終点バッティカロア駅。朝6時ぐらいですね。時刻表の左上の7:15に乗って戻ります。

 

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 時間があったのでいろいろと観察してみました。奥は乗車券箱、手前は一部の有料列車の指定券を発行するパソコンと思われます。真ん中にある鉄の機械は日付印字機です。

 

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 事務室内も見せてもらいました。使われなくなった通票閉塞器です。終点なので1台しかありません。この駅はホント親切ですよ。いろいろ中を見せてもらえました。現地の言葉が話せたら、専門的な質問もできたので残念です。

 

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 使われなくなったタブレットキャリアーです。

 

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 改札鋏は現役です。駅員さんが机の上に載せて写させてもらいました。

 

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 7:15発の始発に乗って、きた道を途中まで戻ります。

 

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 腕木式信号機ですが、この路線は使われていないようです。
 

 

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 ガラ空きです。昔の国鉄のローカル線みたいです。

 

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3等のトイレです。

 

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これは使いにくそうだ。

 

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 9:30ポロンナルワ駅に到着です。ここから白タクでシーギリアに向かいます。

 

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