旅と鉄道の美学

鉄道を中心とした国内外の旅と切符などについて語ります。

【鉄道施設系】 貨物鉄道が客を乗せるとこうなる 仙台臨海鉄道(宮城県)

 仙台にある貨物専用鉄道の仙台臨海鉄道ですが、かつて臨時で旅客営業をしたことがあります。いろいろと即席感があっておもしろかったので、取り上げてみます。このように普段乗れない路線に乗れるのは貴重ですね。

 (撮影日:1997年9月)

 

  この鉄道は東北本線陸前山王駅から分岐して仙台港の方向にのびていますが、いったん仙台港駅(本社前)で折り返すので、スイッチバックです。

 

 

 ① タブレット使用

 日本ではまだまだ貨物鉄道などでタブレットが残っていますが、ここもそうでした。仙台港駅でのタブレット交換の様子と運転士用の時刻表です。〇と△が通票の印です。

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 運転士さんがわざわざ撮らせてくれました。

 

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 ② 借り物の列車

  貨物専門の鉄道会社なので、客を乗せる車両がありません。JRからのレンタルです。 

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 ③ 接客用の制服がない

 貨物専門の鉄道会社なので、接客用の制服がありません。 運転士もご覧のとおり作業服で勤務です。 さきほどの仙台港駅の駅員さんもヘルメットに作業服です。右にかかっているのがタブレットです。

 

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 ④ 即席の乗車券

 貨物専門の鉄道会社なので、乗車券もありません。当日は乗車券を買えなかったので、昭和62年に開かれていた東北博覧会のときの乗車券をアップしておきます。当時はまだ硬券が幅を利かせている時代ですが、この券はペラペラです。大学の鉄道研究会が学祭の発表などで作っている偽物の乗車券みたいです。

 

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 下の物は仙台駅の窓口で購入した割引券です。こんなものしかなかったですが、いちおう記念に買っておいたものです。

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 ⑤ 即席のホームと待合室

 貨物専門の鉄道会社なので、ホームも待合室もありません。すべて即席です。

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 ⑥ 借り物の車掌

 借り物というか、車掌はJRの方で、仙台⇔ゆめ交流博前の通し乗務でした。

 

 

 なお、臨時駅で乗客を降ろした後は、いったん終点の仙台西港駅まで回送されて、折り返してきます。

 

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